えし

KUBO/クボ 二本の弦の秘密のえしのレビュー・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
3.8
朧村正をもっと外国人フィルターにかけた感じ。

舞台は昔の日本。
臥せっている母と2人で、崖の洞穴で暮らしている隻眼の少年、クボ。
村に出ては人前で三味線をかき鳴らし、不思議な力で折り紙を折りながら物語を紡いでいた。
しかし、母との約束で日が暮れる前に帰らなければならないので結末まで至ることはなかった。
そんな折り、村では盆の灯篭をお供えする時期がやってきて、クボもお供えしている内に暗くなってしまい…

まず感じたのは、すごいなぁ時間かかったろうになぁということ。
動きのなめらかさ、手間暇かかっているのはよくわかりました。
特にガシャドクロみたいな奴とか折り紙の動きは素晴らしいものでした。
話自体は正統派なアドベンチャーファンタジーって感じで面白かったです。
ただちょっと和風の中にキツめの中華風の味付けがなされてるような感じはあったかな。
このへんは楽しく観られたのでアリだと思います。
鎌倉時代から江戸時代までのごちゃ混ぜファンタジー活劇って感じです。
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