砂米

KUBO/クボ 二本の弦の秘密の砂米のネタバレレビュー・内容・結末

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

日本を舞台にしてくれたことへの感謝と、日本文化について頑張って調べてくれたんだなあという感動と尊敬がまず大前提にある。

映像がとても美しいし日本文化が随所に感じられます。
キャラクター(特に悪役の双子魔女)
表現方法(両親の馴れ初めを折り紙で再現)
武器が剣ではなく三味線

今までに観た外国人が撮る日本は、日本人の私からは日本ではなくアジアごっちゃ混ぜだったり中国との区別ができてなかったりと調べ不足な点が多くて微妙な気持ちでしたが今作は一番日本を感じられました。
そこが最も評価したい点かもしれません。
(鳥居をくぐってからの墓地にはツッコミました)

エンドロールの製作シーンにアツくなりました。いつもなら実写映画のグリーンバックは夢が壊れるので絶対に観ませんがストップモーションアニメの凄さに感動しました!特典映像とかでもっと見せてほしいです。

逆に惜しかったのはストーリーかな。
とても軽いです。これではどこの年齢層にも寄り添えてない気がする。
・アジアンテイストで異文化な表現やお話は子どもには世界観に入り込むのに多少時間がかかる
・ストーリーが軽いので大人には幼稚に感じる
結果的に全体的に中途半端かなと思ってしまいました。
砂米

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