ストップモーションの良さって個人的には「手作業感」だと思うんです。
ウォレスとグルミットで有名なアードマンの作品は「粘土」だし、ウェス監督やティムバートンの作品は「人形」です。これを「人間の手で動かしてる」ってところに感動があるし、暖かみがあると思うんです。
ライカの映画は初めて見ましたが、圧倒的な技術力が故に、「人間が動かしてる」感じが薄いです。それを凄いと思う人もいると思うけど、僕は「じゃあCGで良くない?」と思ってしまいました。実際CGバンバン混ぜてるし。
画的にはどうあれ、映画はお話が全てなので、そこが面白かったら全然良いのですが、これが良くない。全然納得できない。最後の皆ハッピーみたいなノリは正直ちょっと怖かったです。
★124本目感想★