ゆう

KUBO/クボ 二本の弦の秘密のゆうのレビュー・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)
4.5
ストップモーションに思えないくらい動きや映像が素晴らしい。どの場面でも愛や意欲を感じる作品だった。
始まりの海のシーン、紅葉で作った船やサルの毛が揺れたり、きれいだしとてもリアル。
物語も日本を感じたし、三味線を弾いて折り紙が色んな形に変わるのが楽しかった。
3人で旅する場面も好き。灯籠流しのシーンは切なくてきれいだった。

「思い出は消えない、とても強い力になる」「物語は終わりがあるから美しい、終わりが来ても残された者たちによって語り継がれていく」
一緒に過ごした時間は消えないし、これからもずっと一緒にいるから生きていけるって言うクボは、優しくて強い子だと思う。
そんなクボが最後に一度だけ会いたいっていうのに泣いた。
私もクボみたいに強く生きていきたい。
ゆう

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