KUBO/クボ 二本の弦の秘密の作品情報・感想・評価

KUBO/クボ 二本の弦の秘密2016年製作の映画)

Kubo and the Two Strings

上映日:2017年11月18日

製作国:

上映時間:101分

3.9

あらすじ

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」に投稿された感想・評価

大分 シネマ5にて鑑賞。

年内に間に合って、やっと観ることができました。文句なしで、今年のベスト3に入ります。日本人に是非見て欲しい作品です。

全編 ストップモーション撮影によるアニメーション。

パンフレット(今年購入した唯一のパンフ)によると1,149,015時間かかって製作したとのこと。また、Kuboの表情の数は4,800万通りもあったそうです。

気が遠くなるような手間を掛けて撮影されたものを、一気に鑑賞させてもらって申し訳なく思いました。吹き替え版だったので、子供連れの家族が結構いました。

ストーリーは、三味線を弾き折り紙を操る特殊な能力を持つKuboが、猿とクワガタのお供を連れて、父親を殺した祖父(月の帝)を探し求めるというもの。最後の対決シーンは、Kubo がミニミニ大魔神のようになります。

噂どおりに、全編を通して日本へのリスペクトが溢れています。パンフレットによると、日本の”わびさび”の心が、この作品のテーマだそうです。それをアメリカ人スタッフが製作したというのに思わず感謝、感謝、大感謝です。

スケジュールが合わずに吹き替え版でしたが、クワガタはピエール瀧さんでした。
字幕版は、シャーリー・セロンが出演しているので、Blu-rayが出たら、そちらでも鑑賞してみたいと思います。

エンドクレジットも浮世絵チックで、テーマ音楽は吉田兄弟の三味線伴奏による”While My Guitar Gently Weeps(オリジナルはBeatlesのホワイト・アルバムの作品)”が流れ、最後まで楽しめました。

皆さんも ぜひ劇場で!
冒頭眠くて寝てしまった
キャラがあまり好きになれない
折り紙がきれいだった
ストップモーションアニメとしての出来はもはや言わずもがな。
村のおばあちゃんの表情の豊かさったら…

ストーリーとしては桃太郎的かと思いきや割と家族とか血筋寄りな話。
ただ割と世界観設定などの説明が省かれていて、それが気になってあまり物語に集中できなかったりもした。
あと、メインキャラがあっさりと死に過ぎて初めて見たときはラストシーンまで来て初めて「え!?本当にあいつ死んでたの!?」って思ったレベル
おはなしはもう少しスッキリわかりやすくできなかったかなぁと思うところ
不満点の詳細はネタバレ含めてコメント欄で
田中敦子が出てなかったら評価もっと低かったな。
momo

momoの感想・評価

4.2
エンディングロールで0.1up↑
casu

casuの感想・評価

4.5
まずクボの語りにグッと引きこまれ、踊り出す折り紙に鳥肌が立つ。クボは強い子だった。映像もキャラクターもとても良かった!とくに表情が美しい。相手を想う心が豊かに表現されていた。逆に叔母たちは無表情。シリアスとコミカルの緩急もすばらしかったです
沖バナ

沖バナの感想・評価

3.0
クボたそー
観始めて先ず驚かされるのは、なんといっても“クボ”が名字ではない事です!お母さんに「クボ…」って呼ばれてたよ!名字の概念が入ってくるより前の話なのかな?…その他は、そうですねぇ、…………ストップ、モーション…?
いやね、凄いのは凄いのだけど、明確なゴールが在るモノのクオリティが高過ぎるのって、かえって普通に見えちゃうという事が有りますよね。例えばフィギュアスケートの4回転半って、余りに綺麗だからそれが普通に見える、とか。あと、ボクシングって普段は世界戦ぐらいしかテレビで見ないから、アレが普通だと思い込んでて、たまたま深夜に三回戦くらいの試合やってるのを見て、初めて「普通はこっちか!」って分かる、という。
スタジオライカも間違いなくそういう域の神懸かり的な仕事をしていて、凄すぎてもはや凄いのがよく分からないのです。だからライカの凄さを思い知るために、敢えて咬ませ犬的に下手くそストップモーションアニメを作るべき!
…例えば⚫︎バッチリ手が映っちゃてる⚫︎屋外で自然光で撮るので凄い速さで暗くなったり明るくなったりする⚫︎途中から置き忘れたiQOSが有る⚫︎ネコが咥えて行く⚫︎マジで写ってはいけないものが…みたいに、分かりやすいアクシデントが有って初めてライカの凄さが分かるってもんだ!(以上、不必要な文章)
で、作品としてのクボに関して言えば、もう「ありがたや」のひと言ですよね。ホントは日本で作らなきゃダメな作品なのにね。しかもこんなに敬意を払ってもらってねぇ。ありがたやありがたや。
そりゃあ細かく言えば違和感描写も有るのでしょうけど、そもそもこっちはこっちで刀からイケメンが生えたり、犬が夜叉になったりを描いてるのだから文句なんて言えるわけねぇですよ。
ストーリーは『ソング・オブ・ザ・シー』とかと共通の、適度に抽象的な一本道ストーリーなので、理解で頭がパンパンになったりもしないので映像に没入できます。…もうね、良い。なんかNHKの人形劇見てる様な気分で、すっかりノスタル爺ですよ。個人的にはクワガタがもう可愛くて可愛くて…。声優にマシュー・マコノヒー充てたの誰だ、天才め!貰った台本にクワガタと書いてあるのを見つめて立ち尽くすマシューが見たい!
どのシーンも素晴らしいのだけど、中でも水中のパートがいたく気に入りました。独特の揺らぎ感がイイ!…大昔、メガドライブで出たミッキーマウスのゲームが有りまして、それ以下略

…そう、全体的にオールドゲームっぽいですよね。PCエンジン用ソフト『クボのはちゃめちゃ道中記』出ないかな⁈セレクトボタンでサルかクワガタ選べるんだぜ!ファミ通に攻略載ってるかな?
まあ強いて、不満と言うと何なんですが、少なくともレンタルソフトにはメイキングが(エンディングにチラッとしか)無くて、作ってるとこ滅茶苦茶見たいのだけど、ソコはライカの矜持というものかしら?
あと、クボの造形…。顔つきが子供って言うより『殺人の告白』のパク・シフにソックリなのが鑑賞中凄くノイズになります。騙されてはいけません!コイツは悪党です!!
素晴らしい。

「犬ケ島」といい最近の日本を題材としている映画はとても出来が良い!
(まぁストップアニメーションのこの2作だけですけど。古い映画だと「ロスト・イン・トランスレーション」とかはよかった)

本作は大人から子供まで幅広く満足させる映像&シナリオを持つ佳作だと思います。
「コラライン」の方が毒があって好みですがこちらも捨てがたいです。

「ここまで大がかりなことをするくらいならCGでいいんじゃね?」という方は多いと思います。
「いやストップアニメーションだからいいんだろが!」と胸を張って言い返せるのに十分な作品だと思います。

オススメ。
まよ

まよの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

泣いた
無償の愛が溢れている作品
最後も「優しい人」にするのが良かった
#2019-6
マシューマコノヒーの父親としての安心感たるや。
厨二心くすぐるキャラデザに、はじまりの地への往復や日本人的な家族のあり方に帰着する物語、ストップモーションの幅広さに脱帽。
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