神様のイタズラってあるのかも。って思わせてくれる作品。
自分勝手に好き放題やらかしてしまう神様には辟易するけど、地味に残念な出来事が並ぶのは楽しい。
人間にとって、余命が分かってしまうって想像以上に辛いことだろう。劇中では自分の余命がまだまた残っているのをいいことに自殺行為を繰り返す輩が出てくる。もたろん、残りの人生を楽しもうと割り切る人もいるから、自分ならどうするかな？と自問自答。
しかし、同監督作の「八日目」のジョルジュが役名で出てきてくれて嬉しかったなあ。元気そうで何よりだ。もう20年も経つんだな。すぐに分かった。
ファンタジーとして、可愛らしいところもありつつ、ディープな側面も描いたオトナの作品だ。
