うっわー
久しぶりにおフランス感ブリブリなノリの映画見ました
ブリュッセルに神は住んでいる、という大胆な導入からはじまり洗濯機からしか外界に出れない摩訶不思議なつくりのお家のなかで神様御一家は生活なされているのですが、外界の人間たちと同じように、このご家庭もなかなか問題があるご様子
それもこれも神さまなくせに万力で絞っても一滴の徳も出ないであろうあさましさ詰め放題なクズ親父が原因なわけです
もうそんな親父の粗暴で心無い支配にうんざりした娘のエアは、あたしやったるねん、と発起して謀反を起こすのでした
アメリに代表されるフランス由来のちりばめられたウィットなユーモアもさる事ながら、自由で独創的な人を救っていく各ロジックがほんとに独特
てか、なんで使徒が暗殺者だとか性の求道者みたいなやつなんだとつっこみたくもなるけれど、そうゆうの全部包んでしまう懐の深さ、下地の広さはすごい
突飛な設定のわりにはゆったりと、地味ーな流れで進んでいくので予想に反して物語はやや平坦
親父さんも後半はただただ痛められ役のままだったのもちょっと勿体なくも思いました
18人揃ったから全部うまくいった！という豪快さは好き
その理由も野球の試合ができるからってもうなんですかそれ
よくわからないけど、やったぜ！女神さまって感じです、あの役者さん観てるだけでなんだかホコホコしますね
とりあえず、神だろうが人だろうがトップがヤバいやつだとみんな苦労するのは一緒なようです
