ジャンリュックゴダール監督作品。
うーん、これはさっぱりだった。
誰が誰なのか分からず、話の筋もほぼない。哲学的なセリフがホテルの部屋で延々と続く、苦手なゴダールの部分が存分にでていた。
ただ、画はとにかく美しい。印象的なシーンも「カルメン」ほどはないが、あった。
そして、分からないなりにも、それなりに引き込まれてしまう。
音楽はプツプツ、流れたり切れたりして、これもまた意図がよくわからない。
個人的には「カルメン」ほど突っ切ってもいないし、ハッとするような美しいシーンもそれほどみられなかったのでこの点数。
ゴダール流フィルムノワール。
ジャンピエールレオの出演が嬉しかった。