ピュンピュン丸

黄金バットのピュンピュン丸のレビュー・感想・評価

黄金バット(1966年製作の映画)
3.8
どこ、どこ、どこから来るのか、黄金バット🎵輝くドクロは正義の~🎵

意外に良かった!
ぎりぎりアニメを再再放送で見た世代だが、そのときの世界観そのままに、お馴染みの主題歌が心を踊らす‼

やまとね博士の千葉真一が大活躍。

敵も味方も高速で飛行しているはずの空飛ぶ潜水艦の甲板で普通に歩行しながら戦っていたり、千葉真一が肩に担いだ小さめのバズーガ砲程度の『超破壊光線銃』で、地球に激突してくる惑星イカルスを木っ端微塵に破壊できてしまうなど、荒唐無稽なナンセンスさを含みつつ、それは置いといてSF映画の雰囲気を堪能できてしまう。

難をいえば、黄金バットの出で立ちが趣味の悪いコスチュームで、およそ正義の味方らしくない。登場のしかたも、正義の味方というより、棺から目覚めたドラキュラのようだった。(笑)
敵のナゾーもちゃちで、目が蛍光灯を縦にして入れてるみたいになっている。まあ、仕方ないか。

ところで、『黄金バット』と『バットマン』て、何かどこかで繋がってないかな?ナゾーの手下どもが、ジョーカーとかトゥー・フェイスみたいで。日本の紙芝居の『黄金バット』と、アメコミヒーローの『バットマン』、きっとどこかでなんかどっちからどっちか知らないけど影響受けてるような気がするな。