1903年の古典フィルムです。
メリー・ジェーンとおぼしき女性は大きなあくびをして、靴を磨き始めました。
一生懸命磨いていると、そのうちに靴磨きの墨が顔にべったりと付いてしまいます。
当時、カメラは固定されて舞台を観るような視点で撮影されていましたが、この映画でジョージ・アルバート・スミス監督はクローズアップする技術を使っています。
後半、メリー・ジェーンがお墓から幽霊となって出てくるシーンも、身体が透き通って見せる技術が使われています。
いまでもよく使われる技術がこの頃から作られていたなんて、すごいですね。
youtubeで観られます。