3Dメガネ

海よりもまだ深くの3Dメガネのレビュー・感想・評価

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)
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【それでも生きてく】

ギャンブルをして、ついでに仕事して
良い大人になったのに
あの時なりたかった姿なんかに
少しでもなれた気がしない

嫁と子供にはたまにしか会えない
夢だった小説家の道もパッとしない
お金も全然、アイディアも全然

でも大事なことは
何かになったということじゃない
何かになろうという気持ちを持って
生きることなんだ



前半部分で少し苦しくなりました。何者でもない自分に当てはまるようで
その姿が社会から否定されてる気がして
誰だってなりたい姿になれるわけではない
そんなことわかってるけど何者でもない人に対する世間の評価は暖かくないもの


だけど後半部分では心が救われる
他人と比較して落ち込むことなんてない
何者かになる、なりたい姿になる
それよりも大切なのはそういう気持ちを持って生きることなんだって
嫌なこと、辛いこと、世間の目、他人の成功、誰かの姿に自分を重ねる


みんないろんな想いを持って生きている
あの日夢見た姿になれなくても
どうしてこうなっちゃんたんだろう
それでも生きてく、たまに落ちてる幸せを拾うこともあるし、突然やってくることもあるから