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好きにならずにいられないの私のレビュー・感想・評価

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)
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フーシのなにか、思うことはあるはずなのにそれを心に入れて、少し立ってから行動に移したり表情に出たり、っていう部分に、なんかすごく悲しくなった。

自分が我慢すれば上手くいく、みたいなことがありすぎて、なのに愚痴のひとつもこぼさず平然と毎日を生きていくフーシ。
自分が辛い気持ちを知っているから、相手には絶対優しい。100%相手を受け入れる姿勢に、ポストに鍵を入れるところから涙が止まらなくなった。
終始淡々と進んでいくのが、フーシの心みたいでまた悲しくなった。
この終わり方がフーシが選んだ終わり方ならいいのかもしれないけど1ミリでも違和感を感じているなら、彼が当たり前のように幸せになる日々が来ますように。
自分だけが受け入れるんじゃなくて、彼と同じくらい彼を受け止めてくれる人がもっとたくさん、現れますように。

心は暖まらなかったな。
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