この映画みて人間は外見より中身だ。なんて言ってしまえる人って優しいのかな。
なんか 本当 に感じなくて不安になる。
じゃあお前はこの中年男を救えるか。と問いたい。
世間であの人は優しいとか、感じがいい人と呼ばれる人が嫌いだ。だってたぶん嘘だから。
人を救う気もないくせに、自分を都合よく見せるためにしか出せないやさしさで、人の心をもてあそんでいるだけ。
本当のやさしさとはなんなのか。
それはこの映画の中の中年男のことだ。
こんな人間が居るのだなと心底感動したし、好きにならずにはいられない。
やさしいからこそ辛く当たってしまえる自分もいる。最低なのは彼ではなく私だと周りの人間は自覚しているはず。
私はフーシを幸せにすることはできないけれど、いつもそばに居てやれる存在になりたいと思った。
だからフーシの友達か、隣人か何かになりたい。
それかこれから旅先で出会う誰かになりたい。
最後に引っ越ししなくて良かったと私は思った。なぜだろう。
フーシは飛行機に乗った。
あんなにカラダ大きくても飛べるのだ。
安易なハッピーエンドより、よかった。
私も飛行機に乗りたい。