2017-089
デンマークの作品。
割とよく見るピルウアスベック主演。
どこか頼りないリーダーを上手く演じてる。
「一言言いそうで言わない感じ」とか見事。
そして珍しく良い邦題。
タリバンとの戦争…
おもしろかった。
アフガニスタンに駐在する米軍の映画は山ほどあるけど
デンマーク軍のものは初めて観た。
戦場から法廷へと舞台を移して、
ハリウッドのようなどっかんどっかんの演出はないけど、
…
人が人を裁くには限界がある。
戦争に関わった人間を裁く際は尚更。
戦時の責任の所在がいかに曖昧で重いものかを考えさせられる映画。
“舞台はアフガニスタン。
平和維持のため任務にあたるデンマーク軍部…
敵に囲まれて止む無く空爆の依頼をした部隊長が空爆の依頼時に敵を目視したかどうかが裁判の焦点となっていたが、空爆がなければこっちが全滅していただろうし、生還できたという事は空爆した場所に敵がいたという…
>>続きを読むアフガンで治安維持をしていた部隊が襲撃に遭い、空爆を要請し九死に一生を得る。しかしそれは別の意味で長い闘いの始まりでもあった…。人であろうとするほどに突きつけられる皮肉な現実。怖いのは戦場ではそれが…
>>続きを読む国際的な紛争と一軍人、その家族に起きた「ある戦争」
心優しき指揮官が戦地に赴けば、却って犠牲者が増えてしまうという戦争の持つ逆説的悲劇が法廷劇を通して描かれる。
主人公の心の葛藤がラストシーンに具現…
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