大越

天国はまだ遠いの大越のレビュー・感想・評価

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)
4.2
理詰めですな。完成度高すぎ。
僕はここまで映画を信じることができてるかな。

中央線が空を飛ぶところで涙。中央線ラバーなので。
小川あんの瞳に+0,5。








以下不必要な備忘録
・撮る者、撮られる者、観る者が1つの構図に収まるショット←同じ地平
・霊視の特権△AVモザイクがけの特権 (=可視の特権)
・霊は座らない。霊には世界に居場所がない。
・霊(可視&可聴but不可触&不可嗅)←鑑賞者=僕たち
・カメラの前に座る→嘘をつく(憑依=演技)
・演技(嘘)を撮るのが映画←憑依の瞬間は撮る者の背後から覗き込むようにキャメラ
・撮る者の特権←自覚して抑えるべき
・天国シーン=3回←オープニング,タイトル,エンディング
オープニング=鑑賞者を映画の世界へと導入
タイトル=登場人物を「部屋」の外の世界へと導入(解放)
エンディング=鑑賞者を元の世界へと解放
→天国=世界外世界(=真の映画の世界)の象徴
・映画の世界=嘘だけ→真の映画の世界は存在不可能(フィクション)


嘘(フィクション)としての映画の中で、遥か遠き真理の映画の世界(天国)を信じて生きていこう。