このレビューはネタバレを含みます
AVギャル女優・るなちゃんが、"有名になりたいために"、男性500発+豚1発の顔射に挑むドキュメントAV。
ビーパップみのる監督曰く、「ロッキーのように達成できなくてもいいから、死ぬ気で頑張る姿を撮りたい」という思い虚しく、るなちゃんは撮影から逃亡する。
何もなくなったみのる監督は、代役を立てたり、名前の知らないおっさんがよくわからないプレイしていたり、と、文字通り迷走しまくる。迷走しまくる様はこちらにも説明がないので、何が起きてるのか正直わけがわからない。
そして、最後に行き着いたのは…、
平野監督の「わくわく不倫講座」を思い出させる内容だと思ったが、そちらの方は平野監督の希望を孕んだタイムスリップ展開だったが、
こちらの方はみのる監督からるなちゃんへ、観客へ、そして、自分への戒めとしてのタイムスリップ展開を採用した。
未来のるなちゃんはめちゃ苦労してるけど、別に出そうともしない。
昔は絶対モテてるだろ、て思うような美人だったけど、それも出さない。
でも顔射後の何気ない「パックありがとう」って言う棒読みの淫語に全てが現れてて、なぜか泣いてしまった。
最終的には、作品自体がロッキーになってしまった。頑張れよ。