ヴレア

ドロメ 女子篇のヴレアのレビュー・感想・評価

ドロメ 女子篇(2016年製作の映画)
2.2
ホラーかと思いきや完全にギャグコメディーだったの巻。

女子高の演劇部員が統合の決まっている男子校の演劇部と合同で演劇をやる為、男子校に合宿に行くというもの。

そこで“ドロメ“という伝承に基づく化け物が現れて、パニックになるというものなんだね。
しかも、ドロメに襲われるとドロメ化してしまうというゾンビ的なルールも有る。

設定自体は怖くなりそうなのに、ドロメの動きが遅すぎるんだよね。
こんなんすぐ逃げれるのにキャーキャー言ってるだけでなかなか逃げない謎。
女子部員が襲われている場面で、ヒロインが仲間にハサミを渡すんだけどまさかの手を貫いてしまうのには笑った。しかも、あまり深刻にならず済ませようとしているし、ドロメよりも怖いと思った。

さらに、泥を吐かせれば治るというのもぬるすぎる!
泥を吐かせる為にロッカーをある程度の高さからぶつけてるのに無傷だし、色々テキトー。

でもまあラストの爽快感で言えばこっちの方が面白いので観るなら「女子篇」だけでいいかなと思いました。
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