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タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑のとぽとぽのレビュー・感想・評価

4.0
ティーンエイジャーの感性・見えているものをソフィア・コッポラばりにガーリー文化を代弁し時に文学的(比喩表現や鼻につきそうな台詞)、絵画的(ボウリング場のレーン、ローラースケートしながら読書)に捉える。ブリー・ラーソンは近年に比べるとか珍しく男性教師を翻弄する自由奔放な魅力で女性性を体現するような好演が光りまくり。ルーニー・マーラとブリー・ラーソンだけがなぜ生き残れたのか、それどころか現代きっての名作請負人女優になったのかが見えてくる。最後に最初のナレーションが反復され、そのとき本当の意味が理屈じゃなく心で分かってくるから素敵。シスターフッド?
勝手に関連作『ヴァージン・スーサイズ』『ガールズルール』
TOMATOMETER12%、AUDIENCE27%→低すぎ!!
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