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タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑のmiumiuのレビュー・感想・評価

3.6
全寮制の女子校タナー・ホールを舞台にしたちょっとビターな青春ストーリー。
早く大人になること、他人と違うちょっと悪いことをすることに憧れる危うい10代女子あるある。
おとなしめのフェルナンダ(ルーニー・マーラ)と幼馴染の転入生、トラブルメーカー気味なヴィクトリア(ジョージア・キング)との関係を軸に、4人の女子校生の恋模様や青春が描かれる。


この手のほろ苦い少女漫画(と言ってもいわゆる少女よりちょっと大人向けのもの)好きだったなー、なんて思いながら観た。
ルーニー・マーラがとにかく綺麗。そしてブリー・ラーソンがセクシー担当でとっても存在感アリ。ブリー・ラーソン演じるケイトにお色気以外の深みがもっと欲しかったかな…
ボーイッシュなルーカスタ(エイミー・ファーガソン)もなかなか複雑で魅力的なキャラクター。4人を描いて短い尺でまとめているのはお見事。
あと、出てくる大人がみんなダメで「おいおい…」と思った。

安易な友情モノにまとめていないところは好き。
私は好きな作品だけれど、ターゲットにしたい層がどの辺りなのかちょっとわかりにくいかな?
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