「未体験ゾーンの映画たち2016」出品作品。
可もなく不可もなく面白かった映画。
他のレビューでは面白くない、テッドのパクりだと書かれていますが、この映画はテッドに比べるとやや正統派な下ネタ映画でした。
現に、悪友の関係のテッドたちと比べるとベラたちは純粋に女子会でタラレバを言ってそうな人達で、ベラだけがドラッグしたり乱交したりしていて、主人公は少しマリッジブルー気味の婚約者で、多少はお酒を飲むものの、下品な女の子ではなく、ベッドを売る社会人でした。
そして敵は主人公の婚約者で完璧主義者な幼なじみ。敵はベラが結婚の邪魔をしてると思い込み、主人公やベラを否定的に捉えております。
なんだかんだ言って、セックスシーンやドラッグシーンはあるものの、普通に苦笑しました。あろうことか後半の婚約者と浮気相手が互いに鼻だけをやたら攻撃するシーンやベッド屋の上司がのび太レベルにすぐ寝ちゃうところは個人的にツボでした。
苦言を言えば、テッドのように「お前はくまもんだ!」みたいなインパクトのあるセリフが少なくて残念です。
しかし、エンドロールで赤ちゃんをボコるベラで終わらせた作り手のセンスに上手いと言いたい。