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MI5:灼熱のコンスパイラシーのbeachboss114のレビュー・感想・評価

4.0
スパイものなのに、ちっともスパイものに見えない辺りが、真にスパイものとも言える地味地味スパイ・シリーズ。

2作目にして、ヘレナ・ボナム=カーターの参加で一気に面白くなった。実は小デブなのに美人で愛嬌があって過不足ない色気が感じられるという点で橋本環奈を連想してしまう。格が違うけど。

アメリカからは、もはや痛々しいとしか言えないウィノナ・ライダーと、噛み合わせと滑舌の悪さまでキャラクターの味わいに昇華させてしまうクリストファー・ウォーケンが参加。活動の場をYouTubeに移した芸人のような都落ち感が切ない。

あと、邦題が最悪。「灼熱」でもなければ「コンスパイラシー」でもない。灼熱っつったら「砂漠」でしょう。舞台はバハマだよ。

つーか、それ以前に「コンスピラシー」でしょう、バッカじゃねーの。
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