借りぐらしのコブレッティ

ダンケルクの借りぐらしのコブレッティのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.9
クリストファーノーラン監督の実話戦争作品。ナチスドイツ軍は勢いを増し、英仏連合軍はフランス海岸、ダンケルクまで撤退を迫られる。ドーバー海峡を超えて母国に撤退出来るのか?を陸海空の視点から淡々と描く。
売れっ子監督がこのような地味な題材を撮るのは歴史を描いておきたいという強い意志を感じます。戦場の現場にいるような没入感は「プライベートライアン」「1917命をかけた伝令」に通じるものがあります。時間の流れをコントロールする事や海の表現などは後の「TENET」に通じるものがあります。ケネス・ブラナーも「TENET」に続投。
やはり英国は紅茶ですね、私も最近紅茶派になってトワイニングを愛飲してますけど冬の寒い時期は安らぎます。
歴史って有名武将とか大きな戦場でみがちですけど、やっているのは名もなき国民なんだなと、彼らの犠牲の上に今の平和が成り立っているので国がおかしな動きをするならそれをしっかり国民は見張っていかないといけないですね。
弟を殺した兵士を許した兄、立派でした。ワンダイレクションのメンバーが出てたんですね…また観て確認します。