YouTube space TOKYO主催の試写会にて。
ノーラン映画としても、戦争映画としても、革新的な一本ではないでしょうか!
セリフ量は極端に抑えられ、107分という短尺に これでもかと戦争の地獄を詰め込んだサスペンス大作。
なにより驚いたのが
元々ノーランはゴア表現はあまりしない作風で知られていて、本作も血はほとんど出てこない。
なのに、ゴア表現がないのに、戦争に対する恐怖心を突きつけられるのです!
その一番の要因となっているのが、やはり音の効果ではないでしょうか。
耳をつんざくような銃声やエンジン音。
それはもはやトラウマ級。
ノーラン十八番の時系列イジリも、今回はさらに物語をエモーショナルにするのに有効的に使われています。
劇場鑑賞必須なのは言うまでもありません。
ですから、これから言う映画ファンを十把一からげにするような物言いは批判されるでしょうが、それを承知の上で言わせてほしい。
現行ハリウッド映画最前線を行くトップ監督クリストファー・ノーランの革命的この新作。
ノーラン作品の好き嫌いは別として、劇場へ足を運ばずに平気でいられるような人間は、
それは映画ファンじゃない!!
昔の映画をどれだけ知ってようが、どれだけ映画史について詳しかろうが、
今 この時代に生きる者として、
今 劇場で目撃できるこの作品を、
劇場で観なかったら何の意味もない!
繰り返すようですが
好き嫌いは別として、映画体験として経験しておくことに意味のある作品です!
【2017/10/16】
ユナイテッド・シネマ浦和
IMAXでの鑑賞
アトラクションとしての面白味がハンパない!
【2020/08/03】
グランドシネマサンシャイン
フルIMAX