ジャパンプレミアで鑑賞。
史実を基にした映画なので、すんごいクライマックスを迎えフィナーレで終わる映画ではない。
ノーラン監督がこだわり抜いたのは実写での撮影。
陸・海・空と三視点からの構成を見事に描き切ってる。
生きて本国に帰りたい、
願う40万もの兵。
救いたい、市井の人々。
守る為、最後まで闘う兵。
最後まで緊張感が張りつめていた。
本物で撮るからこその俳優の演技、臨場感。
・・・CGを使わないこだわりから、
遠くの兵士は、ハリボテかも知れません(笑)
ファリアが燃料切れから浜辺に着陸するシーンが凄かったなと。パイロットたるもの、沈着冷静じゃないと。
そこら辺はベテラン臭出してました。
ただ、マスクを着用していたので、トム・ハーディのセクシィ・ポイントが隠されてしまいそこが残念でならない(笑)
ケネス自分大好きブラナーも良い演技でした。
緊迫感を煽るのは、ハンス・ジマーによる手腕。
時計の音を入れるのは、監督のアイディア。
決して退屈させない映画ですが、必死で闘ってるだけですので寡黙な映画。
スーパーヒーローを期待する人は見ない方が。