まふまふ

ダンケルクのまふまふのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
4.6
惹き込まれる映画!撮影法が気になるところ。爆撃音、銃撃音に耳を塞いでしまうアレ。
4dxだったら水しぶき凄いんだろうな〜、4dxで観たいなぁ〜

「ダンケルクの戦い」
第二次世界大戦の西部戦線における戦闘の一つで、ドイツ軍のフランス侵攻の1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘である。輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員した史上最大の撤退作戦。(Wikipedia)


防波堤 1週間・海 1日・空 1時間

冒頭はこの字幕の意味が分からなかった。
けれど、【空】空軍機着水に民間船が近づいていく時点と【海】民間船が墜落した空軍機の救出に向かった時点で、群像劇の時系列が合流し理解出来ていった。


お涙頂戴映画では決してないけれど、
ラスト、燃料切れで動かないプロペラを抱えたまま水平飛行をしていた空軍機が車輪を出すシーンで涙が出てしまった。ただただ美しかった。


最も勇気を持って戦い抜けた人達が、悲しい末路を迎えてしまった点が戦争の虚しさを訴える。一体なんのために戦うのかなぁ。空軍さんも海軍のお偉いさんもギブソンも。


ラスト、盲目のおじいさんの台詞が全てを救ってくれる。


この映画を観て、知らないことだらけだな、と改めて認識。ネットじゃなくて文献を見ましょう。『パリは燃えているか』ももう一度観てみよう!

--------------------------

ちょっとわからなかった点
・英雄空軍は最後ドイツ軍に捕まった?

観落とした?
・進軍隊が身を隠していた民間船脱出→重油にまみれ救出されるまでの間

円盤化したらもう1回見直す。


http://www.club-typhoon.com/archives/18400932.html
まふまふ

まふまふ