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ダンケルクのinudaoneのネタバレレビュー・内容・結末

ダンケルク(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

戦争なんて映画だけで十分。
個人的にノーラン監督の作品は内容が饒舌だという印象があるのだけど、この映画は何も語らずいきなり戦地に放り出されて最後まで登場人物達と命が消耗される様を体験してぼろぼろになるという内容でした。
兵士達にあるのはただ帰りたい、という想いのみ。
それが叶わなければ英雄になっても悲しみしか残らない。
燃える機体を見つめるパイロットの涙が戦争からは何も得られないことを物語っていると思いました。
先の時代に不毛な戦争を語り継ぐためにも、才能ある方々に戦争映画を作っていって欲しいと願います。
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