ま

ダンケルクのまのネタバレレビュー・内容・結末

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

フラグに次ぐフラグで見ていてめっちゃハスハスした。
加えて何もかもが臨場感ありすぎて風を切る音機体が水に打ち付けられる音水中でのうめき声跳弾する銃の音何から何まで攻撃的で凄くびくびくした。
音楽も始終不穏でカツカツしてるもんだから...でもだからこそ後半希望に満ちた曲調が大音量で押し寄せて来た時には何だか込み上げてくる物があった。
海とか空とか引きで見る景色は本当に綺麗なのにグッと寄るとがっつり戦場で、爆弾が弾ける浜辺や重油がたれ流される海そこにうようよ漂ってる兵隊達にはうわあぁ...ってなった。
あの浜辺のふわふわは何なんだろう...?
陸、海、空それぞれ至るところで様々が展開されるのでもう全容を把握するのにひたすら必死で置いてけぼりになりかけたけど桟橋にいる中佐が逐一表情で戦況を解説してくれたので分からなくなったらとにかく中佐に注目!って感じで心の拠り所にしていたので何とかなった。
ありがとう中佐。
臨場感たっぷり役者も素敵で凄く満足だったけど、でもメルギブのハクソーリッジみたいな後を引くような嫌らしさは無かったなあとも思った、家にまで持って帰ってぐるぐるする感じは薄いような。
何というか、結果よりも過程を見せられたみたいな気持ちに近く。
圧倒的臨場感と従来の戦争映画っぽい感じを求めていった気持ちとが今ふわふわしていて飲み込むまでにもう少し時間がかかりそうだなあと思った。
あとダンケルク飯、ジャムパンを見た瞬間私の中のジョーが全力で端まで塗れ!端まで塗れっ!て手話をし出した次第。
ま