IMAXで鑑賞
正直なところ耳がぶっ壊れそうでした。
実話でもやっぱりノーラン節が効いてて時系列を複数被せてそれぞれが重なった時、一気に感動させる。ノーラン好きの友達と見に行きましたがまんまと興奮してました。
ノーランがどうとかっていうより、そもそも私は日本視点の戦争映画と、外国視点の戦争映画ってすごく思想にギャップを感じるんですよね。
日本の戦争映画って小学生の頃から授業で見せられたりとか、知らないけど知っているような、過去と割り切っているようで知らないうちに大日本帝国万歳的なの植え付けられてるような気がする。
そのせいと言っちゃなんなんですけど、今回ダンケルクで英国軍幹部が言った｢階級は今はもう関係ない｣とかってセリフ
にリアリティを感じないというかもう、映画としてしか見れないんですよね。これ以上どういえば伝わるかわからないんですけど、まじ語彙力…。
まあ、それはどの洋画でも言えるしそもそも文化の違いなので急にすべてを知ることもできませんし。
そういったことも踏まえて、今まで見てきた外国の戦争映画ってドンパチやってるだけに見えてたんですけど。
この前のハクソーリッジでもいえる。
それはそれで良いし、正直映画なんで娯楽ついでに時代背景を知れちゃうくらいが良いと思うんでノーラン節にちょっと疲れてしまったことは否めない。日本の戦争映画のがもっと疲れるけど、洋画の中での話として。
ノーラン自体、自分の作った作品を人に理解して欲しいんじゃなくて、映画を見る人より自分の全力で考えたこの細かいシナリオにどれだけ人がついてこれるかってのを楽しむ変態やと思ってて、
また遊ばれてるって見終わって感じたんですが、思い出していくと余韻がすごくて。でもそれはノーランの愛国心で、やっぱり私らに向けて作られてるんじゃないんやな〜〜って思った。なんていうかすごい感情置いてかれた。それはもう最初の方に言ってた文化の違い的なのが八割占めてる。（語彙力が限界なんで感情汲み取って）映画としてはすごく迫力がありました
余談（ちょっとネタバレ…？）
後今回はイケメンぞろいなのもいい。
私の場合最終そこなんやけど。
トムハーディの相棒が最高にカッコよかったやんね…トムハーディもめっちゃカッコよかってんけど、顔の話な！！！！
あと、ハリー！！
めっっちゃよかった！！！
生きる為に犠牲をものともしないなんか知らんけどその場仕切る系の奴！人間味あってよかったです。。
ハリー好き…。
フランス人役のギブソン(偽名)とかも切なかった。
ジョージの周りを見返したい気持ちとか
もうちょい尺欲しかった。
実際の戦争がドンパチばっかりじゃないって事、アメリカンスナイパー以来に考え直させられた。
正直、感情移入はしずらかった。
恐怖が大きかったです。
