えむA

ダンケルクのえむAのレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.8
予備知識がほとんどなく観た。最後の最後までトム・ハーディーが出てたの気づかなかった。「生きてさえ入れば充分」は欧米流?
「生きて虜囚の辱めを受けず」のメンタリティーとはかなり違う。

徹底して英国目線。そして、ドイツ兵は一切登場しない。メーサーシュミットのコックピットさえも。なので、ドイツ憎しの感情もなくただただ、生きて帰って!との感情移入に徹して観ることができた。

何はともあれ取り敢えず紅茶、そんでもって良くも悪くも階級社会。やっぱイギリスだわ。
ケネス・ブラナーはノブレスオブリージだし、マーク・ライランズもかっこいい〜

個々のドラマを盛り込み過ぎず、いい塩梅で最後に収斂していく構成もよかった。
臨場感がすごいけど、肉片飛び散るほどリアルなシーンはなくてよかった。
あと、イケメン祭りなのもよかったです。
えむA

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