映像の素晴らしさをどうとるか
まず劇場で観ないと良さがが半減するタイプの映画。
実物を使っていると言う映像の数々がまあすごい。音もまあすごい。まさに劇場じゃないとってやつだ。
たが今の時代もっとCGを使った美しい映像の方が良いと大多数の人に思われたらただのエゴになるのか?
それに楽しめる物語要素がほぼない。ラストのあたりくらいちょっとか。
きっとノーラン監督があえてそうしているんだと思う尖った作品。
見事にほぼ誰にも感情移入出来ない。
戦争映画であって戦争での誰かの物語ではないと言う事か、まるでドキュメンタリーのようなそんな感じの拘りが伝わってくる。
こう来たかと思わせるノーラン監督の革新的とも言える作品。素晴らしい。ただやっぱり映画は物語を観たいとも思った。
あと、皆そうだと思うがやっぱりトム・ハーディかっこいい。終盤のやつはズルい。
飛んでいる映像が恐ろしく美しい。