これまでの作品のような映像は期待しておりませんでした。だって実話だし戦争映画だし、ただのど迫力戦争映画にはノーラン監督はしないと思っていたし。
そうしたら今回は「音」です！「音楽」ではなく「音」…やられました。
戦闘があるわけでも敵がわらわらと出てくるわけでもないのにこの緊張感！
予備知識ある方がとも思いますが、歴史的背景より「逃げる」というその場の緊迫感を堪能する作品かなと思います。
また、３つの視点から時間軸をずらした話の構成。この撤退作戦、単調に描くと間延びして緊迫感が薄れてしまう。上手く出来ています！
確かに面白くノーラン監督の戦争映画を観せてくれました！ただ、欲を言うならばやはりもっとノーランワールドが観たい！次作も楽しみ！007の新作とも噂されていますが…
