いやもう凄かった。
開始10分でクライマックスそしてその高テンションがずっと続くのね。体感型とはよく言ったものだと思う。
何がすごいって、音凄い。
極力情緒的なとこを省いて物理で見せたことで、五感ダイレクトにくる説得力が凄い。
んで、悲惨さと同時に、海と空の美しさと、撃墜することの高揚感がくるとこがね。凄い。
こんな緊迫感と高揚感が紙一重にある状況が続いてたら、人間おかしくなるのもわかる気がした。
一寸先はdeath or glory
そしてやっぱラストの表情が秀逸。
これで終わりじゃないんだって、あの顔ひとつで表現しきる物凄さ。
ノーラン、本当に凄いものを作りなさったな。
思ったんだけど、ドラマ的なものって1から10まで説明されなくても、必要な事象を映してくれさえすれば観客は勝手に想像するんだよね。
それを再確認させてもらった。
万人に響くものじゃないのかもしれないけど、こういう映画があるのは価値あることだと思う。
何度見ても、きっと新しい発見があるに違いない。