監督の名前だけで飛びついちゃって、漠然と戦争映画だってことしか知らずに観たんですけど、ドえらい映画を観ました。
なんかこう、実際にあった戦争を映画にするとはなんたるかを突きつけられてる様な作風で
正直、はじめよく分からないんですよ。でもそれって登場人物だって同じ様なもので、今どこで何が起こってるか分かったもんじゃない
でも生きるしかない、使命をまっとうするしかない!
そんな姿をひたすら追いかけるしかない!!
で、この感覚を表す言葉を探したんですよね。
広辞苑を使って、「臨場感」
これが臨場感だ!!
木を見て森を知る的な、寿司屋は卵からみたいな
見ないと分からないって言葉が似合う映画だと思いました。
本当に絶望的なシーンでは僕も心から絶望して(暖かい部屋でお茶を飲みながら)
「あの子は大丈夫か?」って返答に僕も涙をこらえて(暖かい部屋でお茶を飲みながら)
あと窒息死だけは嫌だなって心から思いました。
それと、我が家のエアコンは少し戦闘機みたいな音するなって思いました。