松原慶太

ダンケルクの松原慶太のレビュー・感想・評価

ダンケルク(2017年製作の映画)
3.6
第二次大戦ドイツ軍侵攻時、フランスの沿岸地帯ダンケルクからの撤退作戦に翻弄された人々を、群像劇で描いた作品。

フィルム調の画作りが美しい。主人公もいなければ、とりたてたストーリー性もない。目の前に起こる事柄をたんたんと描いていくがゆえの迫真性。

戦争のリアルを描いた佳作だとは思うが、戦争映画史に残る画期的な傑作(上映時にはそういう評が多かった)とまでは思えなかった。
松原慶太

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