ダンケルクのネタバレレビュー・内容・結末 - 79ページ目

ダンケルク2017年製作の映画)

Dunkirk

上映日:2017年09月09日

製作国:

上映時間:106分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「ダンケルク」に投稿されたネタバレ・内容・結末

台詞を多用せず、表情だけでの演技も凄く魅きつけられた。ケネスブラナー、マークライランス流石の一言。
オープニングからいきなりの銃撃戦で観てるこっちも戦闘態勢に!
兵士の名前がほとんどわからないまま終わるが、名前も知らない人を殺す、助ける、ただ国の為に尽くすというそこに戦争の過酷な現実が表されていたような気がした。
でもそんな状況でも僅かでも何か熱い想いを持った人達が集まれば、33万5000人という奇跡の救出が出来るんだと人の凄さにも感心させられた。実話だから余計に!
多数の救出に1人の犠牲。商船内でのハリーの台詞が最後のトム兄さんのシーンで突き刺さったなー。ミルズもその1人。
そして今回もノーラン監督の爆破演出等はお見事というしか。また船とかも実際に作ったんかな??
迫力も満点でこれは音響いい映画館で観るほうが絶対良い!
ダイナモ作戦、上から見るか?横から見るか?
キリアン・マーフィーに対する愛を感じる映画。
海と空の映像が、切なく美しい

構成上、ひとりひとりのキャラクターが浮かび上がり切らないのは致し方なしかな



マイナス点は、鳴り止まないBGM…
戦闘機の音、爆撃の音、船の音、波の音…せっかくの音の凄みが消えてしまった
戦争においては相手を倒して制圧することこそが勝利やと思われがちやけど、この映画で描かれたダイナモ作戦みたいに、逃げて生き延びることにも勝利に値する価値がある。結局は死んだら終わり。生きるということが1番重要やと再確認させられた。セリフがビックリするくらい少ないのも、あの状況下に置かれたら喋ってる暇ないやろうから、リアリティを求めたノーランの演出の一部でもある。

この映画は時間軸が重要な要素になっていて、陸軍の1週間、海上の1日、そして空軍戦闘機のパイロットの1時間をシームレスに往き来して、ラストの救出シーンで全てが繋がるように巧く描かれている。そしてみんな大好きトムハーディはラストで活躍します!!かっこ良すぎる、、!!ダンケルクに残された兵士を大勢救いながらも、自分はドイツ軍に囚われてしまう。仲間を助けれたら自分は捕まってもいいんや!っていうあのやり遂げた感満載の表情堪らんかった。

この映画で体感させられる絶望感と臨場感を醸し出した要素として、一切のドイツ兵が姿を見せて来んかったことにあると思う。いきなり撃たれて、いきなり魚雷やら砲弾が飛んで来たりと、いつ死んでもおかしくない状況に身を置いてる気分にさせられたことで十分すぎる臨場感を味わわされた。あとは、何よりIMAXの音響の力!!今まで見たIMAX作品の中で1番重低音効かせてた!!爆撃から音楽まで全部の音がえげつない!序盤から聞かされる時計の秒針の音が焦燥感に拍車をかけてきて、さらにあの映像見せられたらソワソワせずにはいられない!なので出来ればIMAXで見た方がいいし、少しでも音響のいいところで見て欲しいです!あと、エキスポのIMAXだけの仕様らしいけど、画面のアスペクト比をドラマのシーンと戦闘シーンで使い分けてたのも印象的でした。エキスポのIMAXのあのスクリーン全部に投影された航空機の戦闘シーンは本当に自分も搭乗したかのような凄すぎるグラフィックでした。
映画館で観ることができてよかった。とても良かった。
陸(ダンケルクの浜)の1週間、海の1日、空の1時間が同時に進行していき、クライマックスで収束するあたりはとてもクリストファー・ノーランの映画だなぁと。それぞれ時間の長さが異なるので、時系列的にはいったりきたりの繰り返し。でも私は監督の作品のそういうところが大好きなので、とても楽しめた。
登場人物についてもその背景は多く語られず、誰もが生きるため、生かすために必死にできることをする。恋愛や友情などのいわゆる感動的なエピソードも無く、でもそこがいい。
助かった命もあれば助からなかった命もあり、でも想定より遙かに多くの兵士が救出され、喜ぶ人たちもいる。それでも、ラストの主人公(と言えるだろう兵士の彼)の表情はどこか暗い。
現実においても危機感がいや増す昨今、いろいろ考えさせられる映画でもありました。

印象的だったのは、映像の美しさ。スピットファイアでダンケルクの浜に不時着したパイロット、不時着するまでの海辺の景色はとても美しかった。

追記
音楽も焦燥感や不安を煽るような、時計の秒針のチクタク音が始終している感じで、ずっとドキドキさせられていた。イギリスに帰ってきた兵士の彼が列車で眠りについたときにピタッと音が止み静かになるのも、それまでとは対照的で緊張が解けたことが聴覚的に感じられた。
そういえば、敵側人物がほとんど出てこなかったのも印象的。あれだけ攻撃されていて、その存在は明白なのに、人格を感じさせない(爆撃機や船は出てきていたけど)。敵から逃げる、というよりも、自分の命をつなぐ、がメインということの表れなのかな。
良かった点
・銃撃、爆撃、人の呼吸等に絶妙に合うBGM
・大量のエキストラを使って表現する沈没する船に巻き込まれるシーンや重油を全身に被りながら逃げるシーンのリアルさ
・制空権をとられた海路の絶望感と空軍のかっこよさ

悪かった点
・出演者の多さ故に一人一人のキャラ立ちの薄さ
・いい話っぽくしてるけど助かったのはイギリス兵だけでフランス兵は見殺し

音や映像は圧巻のクオリティだけど実話ベースの戦争ものってことでストーリーはちょっと単調に感じてしまった。
クリストファーノーランにはやっぱりSFやって欲しい
なるほどノーランらしい時間軸。

絶体絶命四面楚歌の英仏軍。
なんとか防波堤より助けを乞う兵士、
遊覧船にて出船、救出へ向かう親子、
敵軍を戦闘機で迎撃するパイロット。

陸海空の3視点を見事に操ながら
1週間、1日、1時間という
異なるスパンの時間幅を紡いでゆき、
ラストに足並みを揃え、
一点に集結させる様は
インセプションを彷彿とさせる。

途中、皆の行動を追うのに必死だったが
一点に重なった時の気持ちよさは
やはりノーラン作品ならでは。

撤退に勝利は無いが、
救出は一種の勝利であるというこの言葉、
戦時下にあっても、
命を大切にしていることが
分かる一言。

良作をありがとうノーラン先生。
もうしんどい。二回見たけど二回目の方が色々と思うとよりしんどい。


ダンケルクはキャラクターに個性がないとかいう意見もあるみたいだけど、私はそれが正解だと思った。これはダンケルクの戦いに人生を左右された人達におくる映画であり、主観的に描かれてはいるがそこに個性を加えると単なる娯楽映画になる。トミー達が死んだような目で海に身を投げる兵士を見るのもちょっとしたシーンだけどこういう人がいたのかもということを想像させて胸が苦しくなった。
スピットファイアの英雄的なシーンで終わることなくトミーの顔の表情で終わったのは疑問点だったけれど、考えればあのチャーチルの言葉は国を鼓舞するものだけど、必死に逃げて国に帰りたいと願ったトミーのような兵士にとってはまだ戦いが続く、また戦場に行かなければならない、国に帰れた喜びよりこの先も戦争が続くことがわかった時の空虚な表情なのかな。わかんないけどすごく印象的。
シーンとしてはギブソンの最期、水中に揺らめく手が、トミーやアレックスを救ってきた手がものすごく悲しくて空しくて心を締め付けられた。
悲しいシーンもあるけど、スピットファイアもドーソン家もめっちゃかっこよかった!!

総じてしんどいし、推しのギブソンとジョージがね、、、つらっ
民間の船長さんと顔も見ずに毛布くれたおじさんと最後まで残った偉い人のセリフが良かった。

IMAXの方がより楽しめるんだろうけど…
普通に観ても音はそこそこだったのでこれ以上になると思うと無理だわ…

106分のわりにすごく長く感じた。
IMAX

実話を基にしたノーラン作品
ダンケルク港に追い詰められた40万の仏兵英兵を救出するため救出船などが何船も出されたが陸軍や魚雷空軍から狙われ簡単にはいかない。
英兵の空軍が独兵の空軍と戦っていたが陸軍は知らないため「空軍は何をしているのだ」
しかしそれを見ていた1人の老人。
彼は船の持ち主であり自らの意思で、自らの息子、息子のクラスメイトを連れダンケルク港に兵士を助けに向かった。不時着した英兵空軍を拾ったり何人もの兵士を助けた。途中で助けた空軍はダンケルク港に戻るのを嫌がり老人と口論。その際にクラスメイトの男の子に体が当たり、男の子は鉄に頭をぶつけ出血。失明。そのまま死んでしまった。彼は英雄になりたく、彼らの手伝いをしたいという意思で自ら船に飛び乗り付いてきた。
他にも海軍が率いてダンケルク港に何艘もの船が助けに来た。
ダンケルク港にいた仏軍の指揮官は一緒に船には乗らず、仏兵がまだ残っているからと自らも残った。
最後、クラスメイトの男の子を英雄と称え新聞に載せてもらうよう記者に写真と記事を老人は渡しに行った。

実話を基にしたものであり、陸軍、海軍、空軍の時空を分けて撮っているためああ、ここに繋がるんだと理解はできるものの少し難しく感じた。映像はとても綺麗で不時着するシーンまで最後まで撮っていたのがすごかった。