ダンケルクの作品情報・感想・評価

ダンケルク2017年製作の映画)

Dunkirk

上映日:2017年09月09日

製作国:

上映時間:106分

ジャンル:

3.8

あらすじ

1940年、フランス北端の海辺の町ダンケルクに追いつめられた英仏40万の兵士たち。はるか海の彼方、共に生きて帰ると誓った3人。限られた時間で兵士たちを救い出すために、ドーバー海峡にいる全船舶を総動員した史上最大の撤退作戦が決行される。民間船をも含めた総勢900隻が自らの命も顧みず一斉にダンケルクに向かう中、ドイツ敵軍による陸海空3方向からの猛攻撃が押し寄せる。迫るタイムリミット、若者たちは生きて…

1940年、フランス北端の海辺の町ダンケルクに追いつめられた英仏40万の兵士たち。はるか海の彼方、共に生きて帰ると誓った3人。限られた時間で兵士たちを救い出すために、ドーバー海峡にいる全船舶を総動員した史上最大の撤退作戦が決行される。民間船をも含めた総勢900隻が自らの命も顧みず一斉にダンケルクに向かう中、ドイツ敵軍による陸海空3方向からの猛攻撃が押し寄せる。迫るタイムリミット、若者たちは生きて帰ることができるのか――。

「ダンケルク」に投稿された感想・評価

「私達の世代が戦争を始め、子ども達が戦争へ行く」といったセリフに共感してしまい、ひどくやるせない気持ちになった。世の中にはどうしようもない事もあるけど、それでも自分に出来ることをやる、ということを改めて感じさせてくれた。
なんやかんやで2017年映画の中で記憶に残りまくる映画だった。スピットファイアかっこよすぎてプラモ買ってしまった。
『ウィンストン・チャーチル』を観た後だとまた違ってみえそう。
ひろむ

ひろむの感想・評価

3.4
歴史的状況を知らないとキツイ。
映像と、音楽でスリルを味わうことにとても重点を置いてる作品。
けん

けんの感想・評価

3.9
今までのクリストファーノーラン監督の作品と比べると退屈に感じてしまう映画。
ただ映像や音声の臨場感やドキドキ感はあって良かった。歴史的背景をもう少し勉強しないと。
四十万もの若い戦士達を一丸となって助けようとする人達と次々犠牲になってゆく戦士達の中必死でいきて行こうとする戦士の話。

戦争はどこから観ても描いても悲劇だなって思う。勝っても負けても、生きても死んでも 根底に残る犠牲者への 哀悼と重い気持ちに変わりない。
ずっと見れてなくてたのしみに見に行った、結論から言うといい映画だった。

トミーの耳を通して、目を通して、わたしが知らない戦争を体験した気分になった。

ストーリーももちろんよかったけど、映像体験っていう言葉が本当にふさわしい。ダンケルクの砂浜で空から攻撃される緊迫感と怖さ、飛行機の近寄ってくる音、全部怖くて思わず力が入っちゃった。
あとは水の苦しさ、息ができないとか、光が入らないとか、そういう本能として怖いっておもう描写が凄かった。

最初はトミーたち陸兵の"陸"の1週間、その最後の1日からピーターとジョージたち"海"と話が交差して最後の1時間、コリンズ、ファリアたち"空"、3つの時間が交差するのがノーラン監督らしいし、気持ちの良い繋ぎ方だった。

私が一番好きなシーンは、最後のイギリス兵を送り出した中佐(ケネスブラナー)が、フランス兵のためにダンケルクに残るシーン。ケネスブラナーが名優たる所以がありありとしてた。ずっとロックハート先生って呼んでてごめんなさいって思いました。これからは呼び方改めます笑
なんじゃこりゃあああああ!!!
「ダンケルク」なんなんだこれは!!!!!
凄すぎるわ!!!!

どーやったらコレ破綻させずに繋いだんだよ!!??
おかしすぎるだろ!!?
いや、プロットレベルねはわかるよ、時間軸をああすることで軽くネタバラシしながら進行して、時間軸をスムーズに見せてしまうテクニックは。
でも、この完成度でこれを繋ぎきるか??
頭おかしいわ!!!!

ノーラン、「インターステラー」やって、頭、別次元に行っちまったんじゃねーのか???
そのくらい異常な作品だよ、「ダンケルク」

あと、これやっぱ、フィルム上映見ないとダメや!!!
もう完全に上映までフィルム前提!!立川で極音、丸ピカで35mmフィルム、品川でIMAX上映見たけど、IMAXフィルム上映がみえてぇぇぇぇぇ!!だけど国内じゃ無理っ!!!!悔しい!!!!
いや、これホント、フィルム上映見るべき!!質感が圧倒的!!
滲み、明暗、ノイズ、フィルムの持つマイナス要素の全てが、この作品の質感としてアドバンテージとして機能する!!
機会があれば絶対にフィルム上映見るべき!!


なんだろうな、トータルの映画的な衝撃としては、これ最初のスターウォーズ級じゃないですかね。
映画としての構造や、音の使い方、編集の凄さみたいな部分、凄くスターウォーズのもたらしたものに近い。

戦争映画にサスペンスの緊張感を持ち込んで、体験としてのライド感をあそこまで感じさせながら見せる、それも複雑な時系列を見せつつもその一つ一つがエンターテイメントとして完成された繋がりになってる。
それら全てをフィルムの明暗と不鮮明さを通して、ある種印象派の絵画のように脳に認識させることの効果たるやね…。至福の恐怖と絶望とそこからの解放体験ですよ。


否定的な意見を言う人の話で今回の音楽演出、ハンス・ジマーの曲のチキチキ言わせてる時計の秒針のような音がずーっと流れるのが癇に障るって話よく聞くんですけどね、スターウォーズが公開当初に「なんでずっーっと音楽鳴らしてるんだ」って批判されたのと同じで、その斬新さについていけない好みの問題だとおもうんだよね。
場合によっては意識高いがために「わかりさすさ」のための演出の否定。

「シン・ゴジラ」とか「ダンケルク」みたいな映画の革新性って、それらの持つドラマ性が希薄で状況を過剰な演出で描くのみという表現をエンターテイメントの方法論として完成させたことにあると思うんよね。

もちろん、似たようなチャレンジは過去にもあったんだけど、エンターテイメントという文脈で有無を言わさずに「オモシロイ!」と言わせる力に欠けていた。結局そこを補うためにドラマが必要だったとも言えると思うの。わかりやすいところで「タイタニック」みたいなさ。

そう思うと、ドラマを捨てても成立するエンターテイメントとは何ぞや?の解が「シン・ゴジラ」とか「ダンケルク」にはあるわけでさ、っていうか実は「ラ・ラ・ランド」なんかもこの潮流の作品だとも思うのよね。あれだってドラマはありきたりなお話なわけで。

そういう意味で、ドラマ性に限らずなんだけど「自分の中で良いとしてきたもの」に対する観念が強すぎるほど、それらの作品の「つまんない」に繋がりやすいよなーっていう。なのであれは「つまんない」なんじゃなくて「新しいことに付いていけない」なのかもねーって思ってる。別に悪いことじゃ無くね。


音の話つながりで言うと、ちょっともの知ってると多分さらに面白いよね。
始まって間もなしの浜でサイレン音が聞こえただけでスツーカの地獄のサイレンだと認識できると、画で機体を見せられる前にまだ敵が見えないからこその瞬間的な恐怖がくるよね。
スツーカでなかったとしても疑心暗鬼の恐怖になる。

スツーカってフィクションに対して偉大な功績を残した機体だと思い知らされるね。スツーカのことを知らなくても、演出の記号としてあの降下の時の音が敵の飛行機が迫ってきてるのを勝手に受取らせてくれる。あれは実に良い。
あの英仏兵達の恐怖の追体験構造がさらに深まるというかね。
だからこそのカタルシスもちゃんとある。脱出自体がそうだし、なにより最後のアレ!!w

しかし、正直、スピットファイアカッコ良すぎw
飛行機的にはメッサーの方が好きだから、メッサーがやられ役でスピットファイアカッコ良すぎなのは納得がいかないw

だいたい、ダンケルクの空戦のキルレシオ、3倍くらいドイツの勝ちじゃなかったっけ?
メッサーがあんなにスピットに落とされるのはらたったわw


興奮しかございません!!
必見です!!!!
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