ダンケルクの作品情報・感想・評価

ダンケルク2017年製作の映画)

Dunkirk

上映日:2017年09月09日

製作国:

上映時間:106分

ジャンル:

3.8

あらすじ

「ダンケルク」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦初期、戦地となったダンケルクの街の空をドイツ軍が撒いた大量のチラシが舞います。そこには「連合軍は降伏せよ」の文字。トミー2等兵(フィン・ホワイドヘッド)は空を見上げ仲間と歩いています。すると突然、けたたましい音と共に四方八方から敵の銃撃。1人、また1人と仲間が倒れていく中、トミーは1人バリケードの中へ飛び込み、なんとか逃げ込みます。自身の分隊は全滅。うつろにダンケルクの浜辺まで出ると、そこにはおびただしい数の兵士たちが脱出のため桟橋から列を作って並んでいました。ふと浜辺に目をやると、命を落とした仲間を砂に埋葬しようとしている青年がいました。トミーはこの無口な青年ギブソン(アナイリン・バーナー)から飲み水をもらい、行動を共にします。列の中には担架で船まで運ばれている者もたくさんいました。けが人は優先的に乗船できることを知った2人は、倒れている兵士を見つけ担架で運びます。たくさんの兵士を分け、必死で出航ぎりぎりの駆逐艦へ乗り込もうとした2人でしたが、あと一歩のところで船から降ろされてしまいます。桟橋に隠れ、脱出の機会を待つ2人。そこを狙うはドイツ軍の容赦ない爆撃。駆逐艦は転覆し、多くの兵士が海へ投げ出されました。トミーとギブソンは転覆した船から泳いできた青年アレックス(ハリー・スタイルズ)を助けます。アレックスはハイヤーラウンダーと呼ばれる高地連隊の2等兵です。3人は爆撃から逃げながらやっとの思いで脱出のため船に乗ります。日が沈み、静かな海に安堵する兵士たち。支給されたパンを頬張るトミーとアレックスでしたが、ギブソンは不安げに1人で甲板に出たままです。胸騒ぎを抱え暗い夜の海に目をやると、大きな魚雷がこちらに向かってきているのが見えます。「魚雷だ!!」ギブソンの叫び声は船内の仲間たちには届かず、船は爆発と共に傾き、多くの兵士が海へ飛び込みます。朝方、ダンケルク海岸へ泳ぎ着いた3人。遠くには自ら命を断つため海へ向かう兵士が見えるものの、絶望と疲労でじっと見つめるしかできません。

ダンケルクのネタバレあらすじ:承

イギリスの小さな港町ではドーソン(マーク・ライアンス)が自分の小型船を出港させる準備をしています。山のように積まれた救命胴衣。ダンケルクで戦っている兵士を救出するために、国から徴用命令が出されたことを息子のピーター(トム・グリン=カーニー)に説明します。出港直前、ピーターの友達のジョージが乗船しようとします。降りるよう伝えたドーソンでしたが、ジョージの人の役に立ちたいという熱意に折れ共にダンケルクを目指します。目的地にだんだん近付くと、転覆した英国船の上に取り残された兵士を見つけます。ロープを渡し兵士を助けるドーソン親子。船に引き上げると震えの止まらない兵士は戦いのショックでお礼も言うことができず、ジョージが差し出した紅茶も叩き落としてしまいます。ドーソンが兵士にダンケルクへ向かうことを告げると、兵士は血相を変え「絶対に行ってはいけない」と戻るよう叫びます。耳を貸さないドーソンに苛立った兵士は船を奪おうと争いになり、勢いからジョージを突き飛ばしてしまいます。頭から流血したジョージは意識朦朧の中、ピーターに「新聞に載るのが夢だった。自分たちのことを世に伝えてほしい」と言い気を失います。

ダンケルクのネタバレあらすじ:転

ダンケルク近くの上空、英国戦闘機スピットファイアを操縦する、コリンズとファリアは敵軍の戦闘機を追撃しています。ダンケルクから出た船を狙うドイツ空軍をなんとか食い止めたい2人。激しく攻防を続けます。そんな中、コリンズの乗った戦闘機が銃撃されてしまいます。コリンズはパラシュートで脱出するのではなく、水面に不時着することを選びました。ところが、着水はできたものの衝撃によりハッチが開かず、脱出することができません。みるみる水没していく機体と、浸水していく機内。そこにちょうど通りかかったドーソンの船に助けられます。ピーターはハッチのガラスを叩き割り間一髪のところでコリンズを救出しました。

ダンケルクの結末

ダンケルク浜辺、トミー、ギブソン、アレックスの3人は足早に移動するハイヤーラウンダーの小隊と遭遇します。聞けば、敵と自陣の境界線近くに座礁している商船を見つけたとのこと。船で待機し潮が満ちれば脱出できると希望を抱きます。ところが時間になってもなかなか潮は満ちません。潮の流れがが変わったのです。そうこうしているうちに船は銃撃にあいます。何も喋らないギブソンは仲間からスパイだと言われ、船を軽くするために降りるよう迫られますが迫られますが断固として拒みます。ギブソンはスパイではなく、フランス兵でした。救助はイギリス人が優先されるため、埋葬したイギリス兵から兵服とネームタグを奪ったのでした。やがて船は海に浮き、銃弾で空いた穴から浸水が始まります。船は沈没し始めますが海に潜り必死で泳いだ兵士たちはなんとか逃げ切ることができましたが、ここでギブソンは脱出が遅れ命を落とします。ダンケルク海岸にはとてつもない数の民間船が集まってきました。ドーソンの小型船も次々に兵士たちを救助していきます。ピーターは横たわっているジョージを気遣い、兵士たちに「けが人がいるから気をつけて」と言いましたが、兵士からすでに死んでいることを告げられます。燃料がなくなり帰る選択のなくなったファリアはダンケルクの浜辺へ不時着します。着陸するとすぐスピットファイアに火をつけ燃やし、潔くドイツ軍へ捕まります。こうして多くの兵士たちが民間船を中心とした救助船に助けられ、故郷へと帰ります。「よく頑張った」と言う盲目の老人に、アレックスは「何もしていない。生き残っただけ」と答えます。老人は「それで十分だ」と言うのでした。ピーターは帰国後、ジョージの写真を持って新聞社を訪れます。後にジョージの勇気は新聞に載り、讃えられるのでした。汽車でホームタウンへ向かうアレックスはトミーに逃げたことを非難されるだろうと不安を告げます。駅に着くと配られた新聞には、ダンケルク海岸で戦った兵士たちに賛辞を述べる記事が書かれているのでした。

以上、映画ダンケルクのあらすじと結末でした。

ダンケルクの戦いとは。その後どうなったのか

ダンケルクの戦いとは1940年5月24日~1940年6月4日に繰り広げられた史上最大の撤退作戦。1939年にドイツ軍がポーランドへ侵攻、これに対しイギリス・フランスが宣戦布告したことにより第二次世界大戦となります。その後、現在のオランダ・ベルギー・ルクセンブルクもドイツ軍の支配下に置かれたことにより戦線はフランス北部にまで迫っていました。ドイツ軍による強力な兵力に圧倒された約40万人のイギリス・フランスの連合軍兵士たちは、フランス北部のダンケルクという港町へ追い詰められます。約80万人ものドイツ軍勢力に包囲されたイギリス・フランス連合軍。この状況に当時のイギリスのチャーチル首相は撤退命令を下し兵士たちを救う決断をします。この作戦はダイナモ作戦と呼ばれ、1940年5月26日~6月4日の9日間で民間の漁船や貨物船など大小900隻近くが撤退のために手配され兵士を救出しました。官民一体となり史上最大の撤退戦を繰り広げたこの闘いは「ダンケルクの戦い」と呼ばれています。結果的に33万の英仏軍兵士がダンケルクから救出されました。ダンケルクはその後ドイツ軍により制圧されます。フランス軍にはすでに戦闘能力が残っておらず1940年6月22日、フランスはナチス・ドイツと休戦協定を結ぶ。これによりフランスはパリも含め北部・西部をドイツ軍に占領されることとなります。

ダンケルクのキャスト・監督

フィオン・ホワイトヘッド(トミー)、トム・グリン=カーニー(ピーター)、ジャック・ロウデン(コリンズ)、ハリー・スタイルズ(アレックス)、アナイリン・バーナード(ギブソン)、ジェームズ・ダーシー(ウィナント大佐)、バリー・コーガン(ジョージ)、ケネス・ブラナー(ボルトン中佐)、キリアン・マーフィ(謎の英国兵)、マーク・ライランス(ミスター・ドーソン)、トム・ハーディ(ファリアー)、ほか 監督・脚本:クリストファー・ノーラン、製作総指揮:ジェイク・マイヤーズ、音楽:ハンス・ジマー
映像は最高。ストーリーは微妙。
題材が面白いだけにドラマチックが少なすぎるのは消化不良。
あえて派手な演出を廃したんだろうけど、せめて40万人救出したぜ!のシーンぐらいは、もうちょっと盛り上げてくれても良かった。

映画っていろんな要素でテンポを作ってて、観客の期待や予想を生み出し、ときにそれに合わせ、ときにそれを裏切り、感情の波を操っていく。
本作は、うーん、波の穏やかな曇り空の昼下がり、という感じ。乗る波がないのでサーファーもがっかり。
それがいい!っていう人は、映画にエンタメを求め飽きた人(か、こういうの分かる自分かっけー!)なのだとしか思えないのだけれど、どうなんだろう。歴史ドキュメンタリーとしての価値はあると思うけど、史実に忠実なわけでもないらしく、立ち位置が分からん。

時間軸がバラバラで、俳優の顔の見分けもつかないので、結構迷子になる。
もう一回観たら評価変わるかも。
なかむ

なかむの感想・評価

3.5
逃げることにひたすら懸命。現実はもっとひどかったことかと。
Luca

Lucaの感想・評価

-
とても良い。
IMAX 4Dで夜中に一人で見ました
臨場感がすごくて鳥肌もの。
9.0点
他人のレビュー読むと良さがわかる
なま

なまの感想・評価

3.8
映画館で観れなかった事を酷く後悔させられた映画。なんで家の小さいPCでみてるんだろう、それでも伝わる壮大さと戦争の壮絶さが伝わるから本当に凄い。次は知識蓄えて良い機材揃えてから観ます。
9523

9523の感想・評価

4.0

圧倒的だった。

当時世界史を専攻していた頃を彷彿とさせる内容。

戦争映画は苦手だが、かなり勉強できる内容
怖いという感情よりも、何故そうなっているのか。を学べた一本
ダ

ダの感想・評価

3.7
戦争の記録映像といった感じで、ストーリーの展開はあまり感じられなかったけど、戦争の重々しさは十分に伝わる映画
S

Sの感想・評価

3.4
海がきれい
Joey

Joeyの感想・評価

2.5
評価が難しい。
キャラクターとしての話ではなく、歴史的にこーゆーことがありましたと描きたいって意図はむちゃくちゃ感じる。
けど、それが面白いかって聞かれると決して面白くはない
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