あきしげ

案山子男2/復讐の雄叫びのあきしげのレビュー・感想・評価

案山子男2/復讐の雄叫び(2003年製作の映画)
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続編みたいだけど別物である。
設定だけを流用している亜種。
前作とは関係がまったくない。
個人的には外伝的な位置づけ。

ストーリーは一晩で考えたレベル。
前作はちゃんとドラマが成立した。
しかし、本作は素人が作りました。
それほど内容が残念すぎるレベル。

前作では案山子の下で殺せた主人公が、
その強い怨念によって魂が乗り移った。
そこから欲望のままに復讐を果たした。

ですが、本作はそこで死んで案山子男になる。
そもそも案山子男になる理由が不明であって、
本作は適当にそれだけを都合良く使っている。

更に物語があまりにも破綻をしています。
一晩で考えたレベルだからしょうがない。

なぜかトニー・トッドが出ている。
名前が最初にクレジットされます。
一番知名度があるからでしょうね。
こういう役が好きなのでしょうね。
それがトニー・トッドという俳優。

農園で育った少年のケイレブは、
35年前に父親が案山子男に殺され、
ずっとトラウマを背負い生きていた。
農園へデビッドとカールが訪れ、
黙って案山子を盗もうとするが、
ケイレブは復讐相手だと思い殺すが、
それは関係ない学生だと知って後悔。
だが案山子男になったデビッド。

案山子男となるデビッドはケイレブを殺す。
これにてデビッドの復讐は簡単に終わって、
もう殺人をする意味と動機がなくなります。

しかし、案山子男となったデビッドは、
なぜか次々と無関係な人を殺していく。
殺人鬼的な要素をムリヤリ与えている。

彼の目的は恋人のメアリー。
彼女もも案山子にする為に。

そもそも他の人を殺す意味がありません。
そもそもデビッドは何者か分かりません。

親友のカールは一体なんだろうか。
なんでお前までおかしくなるんだ。
別に死んだワケじゃないんだから。
そう思わせてからの超展開が来る。
そんな設定はなかった気がします。
さすがは一晩で考えたレベルです。

案山子男から車で逃げる場面。
メアリーとカールが会話する。
ただ、どっちが運転しているのか、
分からないぐらい普通に会話して、
まるで車を運転していません。
ツッコミを入れておいておく。

更に海兵隊マニアがスゴイ。
普通にマシンガンを所持し、
必殺のバズーカを所持する。
どこから仕入れたのですか。
違法所持なので地下室です。
そういう事じゃありません。
武器はどこで入手したんだ。
まさか通販で購入したのか。
本作ならその可能性がある。
ただし、肝心な時には不発。
何かあったら海兵隊マニア。
彼らに頼るのが一番である。

そして、最後には親友のカールが覚醒。
デビッド案山子男に裏切られたカール。
「僕は君に人生のすべてをやったのに!」
カール、お前とデビッドの関係は一体。
まさか彼も案山子男になる超展開です。

それだけじゃなく、最後はアクションをこなす。
空手の使い手という設定がいつの間にか付加し、
デビッド案山子男VSカール案山子男を展開し、
最後はそれなりに見栄えのあるシーンとなった。

ストーリーは皆無。
一晩だけの出来事。
前作から設定のみ。

本作は観る価値ありません。
前作は良かっただけに残念。

RE-153