ろまのふ

映画 聲の形のろまのふのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
3.8
過去鑑賞。
2021年再鑑賞。

小学校の時、ある転校生がやってきた。その子、西宮さんは耳が聞こえない。筆談でコミュニケーションを取るもなかなかうまくいかずにどんどんいじめに、、。いじめの首謀者と名指しされた石田は、気づくといじめっ子から一転、いじめの標的に。
それは中学になっても続き、高校では人の顔を見ずに下を見て1人で過ごす日々。
自分は生きてちゃいけない人間なんだと自殺を決心し、ひとつずつ片付けていく中で、西宮さんに会いに行くことにした石田。


いい映画らしいという知識はなんとなくありながらも内容分からず見始めて、、、耳が聞こえない女の子の青春系かと思ってたので早速自殺とかいじめが出てきてびっくり😳
そっち路線なのですね。

いじめられる子、いじめる子、それに同調する子、見てるだけの子、、、。
色々な方面から描かれてるから共感というか心当たりあるな、となりそうな場面が多い🤔
小学生のいじめってきっかけはそこまで深い意味がある訳じゃない気がするけど、その分残酷な気がする、、。
された側は一生忘れんよな、、。

過去のいじめのことがありながらも乗り越えて仲良くなりました、っていう簡単なストーリー構成じゃなくて、耳が聞こえずうまく話せないというハンディキャップがあってもなくても、心の中でどう思ってるかを話せるかどうかは別問題💡

私が中学生時代の経験から今でも教訓にしてることですが、
相手に信じて欲しいなら、まず自分から。
相手に変わって欲しいなら、まず自分から。
そんなことをこの映画を観て思い出しました。
やっぱり自分から踏み出す1歩が難しいけど、大事なんだよな〜としみじみ。
最後将也が顔を上げていくとこよかったな☺️



君に生きるのを手伝って欲しいんだー、、。

2021年レビュー46本目。
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