すとんこ

映画 聲の形のすとんこのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
4.5
わんぱくが行き過ぎた少年・石田。聾唖の転校生・西宮をいじめるクラスメイトの中心に石田はいた。
時は流れ、高校生になった二人が再会するって話☆

思春期の人間にとって自殺はとても身近なものだ。
家と学校という狭い世界しか認識出来ていない時期の彼らにとって、人間関係のこじれなんかとても深刻な問題である。
その先に広がるさらに大きな世界、社会を知る頃には、なんてくだらないことで悩んでいたんだろうと思えるが、当時としてはとても深刻な問題と捉えてしまう。
そんな時にふと頭をよぎるのは、この世から消えてしまいたい・・・自殺を考えるようになる。誰でも一度くらいは考えたことがあるのではないだろうか?

無自覚に人を傷つけていた頃、短絡的に自殺という選択肢を持っていた頃、真剣に物事に向き合うことがカッコ悪いと思っていた頃など、様々な自分の青かった″あの頃″を思い出させる一本(* ̄ー ̄)☆
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