転校してきたヒロインの聾啞者をイジめる主人公
ところがある日を境にスクールカーストが一転、周りからイジメを受け孤立する
現代の若者達における絶望的なコミュニケーションに対する警鐘
題材はめちゃくちゃ良い！
作者が題名を「聲」の字にしたのはそれぞれ「声と手と耳」が組み合わさってできていて「気持ちを伝える方法は声だけじゃない」という意味を込めたかららしいけど、声という実態のないものをいかに聲として伝えるか
これは僕も経験あって聾啞者の人って本当に何を言ってるのかわからない
でも不思議なことにその人の話を真剣に聞こうと思って聞くと案外スッと理解できることに気づく
要はこっちの問題で聞こうとしてるか聞く気がないかだけ
ヲタク友達の長束くんが純粋すぎて泣いた
いやあいつ絶対いじめられっ子じゃなくてスクールカースト上位者でしょ、面白すぎる
そして結絃は気が利きすぎワロタ
……え？
はいそうです！お察しの通り僕の推しは植野さんです！ご名答！（誰も答えていない）
岐阜長良川の花火大会と葬儀場のシーンがお気に入り
このヒロインは色々経て自分を守るためにこうなっちゃったんだけど「ごめんなさい」はごめんなさいって思った時だけ言おうね
ごめんって思ってなかったら別に謝らなくていいから
その代わりごめんと思ったら真剣にごめんと謝ること
ごめんなさいの安売りは、本当に伝えたい「ごめんなさい」の価値を下げる
松岡茉優大好き芸人の僕、不覚にもエンドロールでやっと松岡茉優さんの聲だと知る🙄
