こいけ

映画 聲の形のこいけのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
3.7
原作カットしてる部分があるが、構成がとても良い!
カットしてる部分があまり気にならないです^ ^

でも原作は全部で7冊なので是非読んでみてください‼️
いじめのシーンがもう少しジワジワ胸糞。
将也の小学時代がもっとくそガキ💢
将也が後の人間関係でもう少し色々悩みます。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日々の退屈に抗うためにたくさんいたずらをするガキ大将の小学六年生の将也、

退屈な日々の中、転校してきた西宮。
彼女は聴覚に障害を持っていた。
将也はそれが「いじめ」という自覚が薄く、好奇心で西宮にいたずらを始める。
そして西宮は転校してしまう。

5年後、将也はあの頃のことを悔いてケリをつけるために行動を起こすが…
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


作画がとても綺麗なのが逆になんだか残酷に感じた。
ストーリーや設定で少し胸糞と感じるところがカットされたりしてるもののすごい完成度。
完成度が高いからなおさら胸が苦しくなるし楽しく観れる内容ではないです💧



そのコミュニティのボスが右を向けば右を向く、
それかほとんどが傍観者、左なんてなかなか向けるものではない。
小学生の頃はイジメられてるやつ1人が「悪」でいじめてる側は本当に心の底から悪いやつを退治していると思ってる。

こんな恐ろしい空間の中で左なんて向けない。せいぜい傍観者、


社会に出て「いじめ」が悪いと頭ではわかっていても、自分の立場を、考えてしまうのは当然だと思う💧

今いたずら半分や、悪いやつを懲らしめてるつもりで特定の1人に嫌がらせをしている人はこれを観るべきだと思う。



将也は結局はイジメられて、自分のしていたことがいかに愚かかわかり、人生をかけるつもりで償おうとした!
その覚悟はすごい!


周りの人もそれぞれ性格が違いそれぞれに意見があって、
それでも西宮さんから見たらほとんど全員が恐怖の対象。

そしてこの状況になった時に自分はこの人かもなと当てはまってしまいそうで、観ていて胸が痛くなる内容でした😔

外側から見ると傍観者が1番腹立たしいと感じました。
正義の味方みたいに真っ向から立ち向かえなくても、こういう状況の時に何か行動が起こせたらなと感じました。


いじめはまだまだ社会問題としてニュースで見ますね。
今作や原作でも良いので学生の内に授業で観てもいいのかなと思いました。



いやほんとこの作者の漫画重っ苦しい、
闇が深い。
今連載中の「不滅のあなたへ」もすごい面白いですが、暗い。闇が深い😱

この人の漫画読むときは心が元気な時じゃないとダメだ〜。笑