ゆう

映画 聲の形のゆうのレビュー・感想・評価

映画 聲の形(2016年製作の映画)
4.5
冒頭、小学生の話からリアルでぐっときた。
映像がとってもきれい。繊細な雰囲気を全体で感じられた。

罪悪感を持ったまま生きていくこと、自分がいなければよかったと思うこと、人が怖くて下を向いてしまうこと、見ていて胸が痛くなった。
人と関わって、自分と向き合って生きていくしかないんだなぁと思ったし、罪悪感からの行動であっても、友達が増えたのも石田くんの優しさや気持ちの現れだと思うから、頑張っててすごいと思った。
結弦ちゃんはしっかりしてるけど、きっといっぱいいっぱいだと思ってたら、おばあちゃんが全部わかってて泣いた。
おばあちゃんがいてくれてよかった。

最後、×が剥がすことができて石田くんが泣くシーンは感動した。
世界は残酷だけどきれいなんだと感じることができた。

君に生きるのを手伝ってほしいって素敵な言葉だなと思う。

とても心に響く作品でした。
ゆう

ゆう