原作そのまま。全てを約2時間でまとめたディレクションがすごい。
大垣市内、長島スパーランド、養老天命反転地、忠実な作画が素晴らしい。
因果応報。
いじめられている時の自分の周囲に膜が張った感覚の表現、すごくよく分かる。いじめている側は基本、無自覚なんだよね。いじめられる立場に立って初めて、自分のしてきたことが分かる。
両方を体験した石田は、これからとても懐の深い人物になりそう。
いじめ、不登校、自死願望、障害者とのコミュニケーション、校内ヒエラルキー、友情、初恋など多くのテーマが凝縮されていて、見応え十分。
各登場人物の性格の特徴がデフォルメされていて、少し不自然な部分があるものの、作品の伝わりやすさにはプラス。
Aikoの主題歌もぴったりハマっていた。
京都アニメーションに敬意を示して、エンドロールの名前をしっかりと目に焼き付けました。