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映画 聲の形のcocoのネタバレレビュー・内容・結末

映画 聲の形(2016年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。映画のみ。

いじめられた側は加害者とは二度と関わりたくないケースが殆どだと思うから違和感を感じた。しかもその原因となるのが自分にはどうしようもない生まれ持った個性であるということが尚更受け付けず胸糞悪い。小6という幼い年齢設定と言えどもタチが悪すぎる。これといった根拠もなく勝手に拗らせていじめてレベル低すぎ。

その背景を踏まえると成長の後、なぜ双方に好意が生まれるかも意味がわからない。西宮が何かにつけてごめんねと自分が悪いと感じて自殺を図ろうとすることにも違和感。何故そうなる、の一言に尽きる。

登場人物の誰一人にも感情移入できない意味不明な作品。こんな作品が評判と言われることに愕然とする。社会問題のリアリティとしていじめの構造や人は自分の身に起こらないと気づけないという人間味という点ではまだ理解できるが、感動したと言われると???となる。
過去にいじめてきた加害者が勝手に現れてつきまとわれたらトラウマどころか普通に迷惑行為だと思う。


所詮はフィクションの世界だなという印象
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