君に生きるのを手伝ってほしいーーー
原作未読ですが、どういう話かは小耳に挟んでいたのでそれなりに覚悟はしていましたが、それでもやっぱりしんどい…
イジメられた側、イジメた側、ただ傍観していた側…
「イジメ」 と一口に言っても関わる人の考えや立場はそれぞれ違くて、その複雑さや問題の根深さがとてもリアルに描かれている作品
"謝る" という行為1つとっても立場やモノの見方によってはただのエゴにしか見えなかったり、他の人との関わり方は思っているよりもずっと難しい
思春期真っ只中の子供たちからすれば尚のことそうだし、だからこそ "伝える" ということが重要になっていく
タイトルには思いを形にすることの大切さも込められているのではないかなとふと思いました
丁寧に描かれていてとても良い作品だったけど、テーマがテーマなだけにどうしてもモヤモヤする気持ちも残ってしまって… この拭い切れない複雑な気持ちとも向き合うことが大切なんだなと