映画 聲の形(2016年製作の映画)

上映日:2016年09月17日

製作国:
  • 日本
  • / 上映時間:129分
    監督
    山田尚子
    原作
    大今良時
    キャスト
    入野自由
    早見沙織
    悠木碧
    小野賢章
    豊永利行
    松岡茉優
    金子有希
    石川由依
    潘めぐみ
    あらすじ
    ガキ大将だった小学6年生の石田将也は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。 「いい奴ぶってんじゃねーよ。」自分の想いを伝えられないふたりはすれ違い、分かり合えないまま、ある日硝子は転校してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。あの日以来、伝えたい想いを内に抱えていた将也は硝子のもとを訪れる。「俺と西宮、友達になれるかな?」再会したふたりは、今まで距離を置いていた同級生たちに会いに行く。止まっていた時間が少しずつ動きだし、ふたりの世界は変わっていったように見えたが――。

    「映画 聲の形」に投稿された感想・評価

    このレビューはネタバレを含みます

    すごく期待してました。
    「たまこラブストーリー」もすごく良かったし、aikoも好きだし。

    でも正直、面白かったけど期待はこえられなかったかな、という感じでした。


    自分は原作未読なのですが、原作を読んだ方が、”色々省いてる”ってのよく言われてて、おそらくそこも関係してるんだと思うんだけど、
    説明し過ぎだったり、逆に消化不良だったり、原作を2時間半の映画にする時点の交通整理がうまく出来ていない印象でした。

    「たまこラブストーリー」のときは”上昇のイメージ”だったり、あえて音楽と映像だけで表したり、あんなに巧みな語り口だったのに、、。今回はどこかとっ散らかった印象でした。

    原作からの適切な取捨選択ができてない、という事なんだと思います。
    もしくは原作未読なので断言できませんが、原作そのものが自分に合ってないのかもしれません。


    たとえば、「友達になれるかな?」が大切な台詞のはずなのに、変に告白させるからテーマがぼやけるんじゃない?(西宮が将也に好意を持ってる事自体は良いと思うのだけど)とか、この尺ならもう少し登場人物を絞るべきでは?とかいくつか引っかかりました。

    心に残るセリフはいくつかあったし、見て良かったと思える好きな映画ではあるのですが、それだけに色々整理不足なのが少し残念でした。





    ※ここからラストのネタバレ含むので、これから少しでも見てみよう、と思われてる方はご注意ください。









    ラストについて。
    ”顔の✖︎が剥がれる”っていう演出は好きだし、すごく良かったのだけど、

    それをやるなら中盤で中途半端に✖︎を剥がしたりしない方が良かったのでは?と思いました。
    ”仲良く話したりしてるけど✖︎はついたまま”で良かったと思う…。
    実際には✖︎が付いてたりついてなかったりで良いんだけど、”✖︎が剥がれる”っていうのはラストだけにした方が良かったのでは、、



    色々光るところはあるのに、”ここをこうしてくれたら”が多い映画でした。
    次回作期待してます。

    牛尾憲輔の劇伴は良かったです。
    本人も語ってたけど、あえてピアノに手が擦れる音とか、ピアノの内部でハンマーが叩かれる音とかもマイクで細かく拾って録音してる感じ。劇場で聞くと気持ちいい。
    映画を観ながら鼓動が高まったのと、頼むから止めてって思ったのは初めて。花火大会のシーンのこと。
    内容はわかる。
    設定が意味のあるものだというのもわかる。

    ただ、なんだろう、この観てる側をさらっと置いていけぼりにする編集の仕方は。「本の内容を数時間でまとめなきゃいけなかったんです…」感が満載で、もっとマシな撮り方があっただろうと思わずにはいられなかった。

    テーマがテーマだけに、自分の考えを巡らせながら物語を楽しみたかったが、そんな余裕が全く無いほど、ただ多くの場面を散りばめて寄せ集めただけという印象を抱いた。

    原作の評価は非常に高いと聞いているので、いつかじっくり読んでみたいと思う。
    学生生活に戻りたいな〜
    きつい。
    先のことはわからないけど、過ごしてきた時間の分だけ泣いた。
    健常者のための映画としてもうまくまとまってる。
    皮肉かな。
    原作好きで映画も観てみたけど、原作とはちょっと違うところがまた良かった。原作に負けず劣らずの繊細さ。映画だからこその分かりやすい展開と流れだったな。
    子供故の残酷さ、それを自分で体験する事で重大さに気付ける。そして成長しながらの後悔。過去の自分を受け入れられなくて自分が嫌いなしょうちゃんと障害という負い目を産まれながらにして持っていて自分が嫌いなしょうちゃん。2人がわかり合おうとする度に何故か涙が出てしまう。過去があって今があるんだ。でもそんな当たり前の事に気付ける人って一体どのくらいいるんだろう。
    最後の方の無音の花火がやけに耳に残る。
    でも子供の頃の自分を見つめ直しながら成長していける彼等はそれだけで幸せだと感じた。
    過去と向き合って折り合いを着けれた彼等はちょっとやそっとじゃ壊れない関係。そんな関係羨ましいな。
    今、日々の流れに沿ってただ生きているだけだから尚更そう感じたのかな。
    そう例えるならば川の中にいた鯉が私ですね。
    終始、ズキズキ胸が痛むような感覚の中観賞しました。
    いや、辛い、本当に辛い。
    いろんな角度で主人公にリンクする記憶が感じられて観ていて心がずっと痛かったです。観るのを止めようとまでは思いませんでしたが、目を背けちゃいけない。最後までしっかり観なくちゃいけない作品に思いました。自分を見つめ直す良い機会を与えてくれた作品であり、姿勢を正してくれました。また、時間をおいて定期的に観たい作品です。
    京アニなのでとりあえずと思って観たのですが、とても良かったです。

    いじめ、登場人物それぞれに過去があって、その背景にあるストーリーをもっと掘り下げて知りたいなと思うシーンが多かったです。

    しょうこちゃんがとにかく可愛い
    聲の形とはなんぞや。振動が音になり、音が声になり、声が聲になる。アニメーションならではの演出が光る暗黒青春群像劇。決して綺麗事だけを描かないのは好感が持てるし、129分の中でよくこれだけの話を纏めたなと感心。

    登場人物たちの中でも綺麗事しか言わない眼鏡っ娘の挙動がリアル。弱くて脆くて卑怯。現実世界ってこんな奴らばっかだよなと、もし自分があの場に居て彼女と同じ選択をしなかったか?と問われて即はい!と答えれる人間が何人いるんだろうか、一番人間味があって良かった。嫌いだけど。
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