映画 聲の形の作品情報・感想・評価

「映画 聲の形」に投稿された感想・評価

じろう

じろうの感想・評価

3.0
上海映画館にて。中国政府の検閲の影響で過度な苛めを描いた場面が20分程カットされた内容での鑑賞。小学生の時にクラスの中心にいた(イジメっ子の為、誰も逆らえない)主人公が、その後、逆に苛められる体験を経て、人格、性格、180度変わってしまう点がとても興味深い。幼少期、青年期の体験がその後の人格形成において多大な影響を及ぼしていることを巧みに描いた作品だと思う。
Sergeo

Sergeoの感想・評価

3.5
子供は無邪気故に簡単に人を傷付ける。
学生時代に気付けた主人公はとても優しい性格。

所々謎いところがあったけど、総じて好評価。
序盤★3 中盤★4 終盤★3.5

分かりやすい優しさとか思い遣りとかの表現が下手だったり、
保身のために誰かを引き合いに出し責任転嫁したり、
右へ倣えで何処かに何かに帰属していることが調和のなかでの個性だと勘違いしてたり、
“ごめんなさい”と言えばそれで済むと思ってたり、
挙げ句の果てにはすべては自分が原因で悪いと卑下してみたり、
成長過程の高校生らなんてそんなもんですよね。
ましてや小学生となると。。。

物語の始まりは観ててイライラする“問題提起”、
そこから解決、それなりの答えへ徐々に向かって行く起承転結の構成、
予想してたより重い内容を描く姿勢は素晴らしいとは思います。
あっあと笑いの部分も面白かったです。
特に硝子のカレと名乗る“ゆづ”の正体を知った時の永束くんのDT(童貞)リアクションには爆笑しました!

ただ“転”のドラマチック性、
“死”というものを物語を盛り上げるためだけに軽く扱っているように感じ苦手。。。
そこがトータル評価での大きなマイナス点にはなりましたが、
これも高校生くらいの年代やとそういうもんなのかもなぁ〜…
っとは思いますがね。。。

本作は聾者の少女がキーパーソンになってはいますが、
重要なのは物理的に聞こえる、聞こえないではなく、
誰かの声(言葉や意見や叫び)に耳を傾けるということで、
それは愛(興味や関心)がなきゃ出来ないことなんだよ!!
っとクサい言葉を叫んでみる。。。(笑

2018年142本目(データなし含め143本目)
りんか

りんかの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

涙が止まらなかった。

いじめの経験はたぶん誰だってある。
直接いじめてた石田くん、その取り巻きの島田と広瀬、いじめられた硝子ちゃん、クラスの女子のリーダー格で石田ほどじゃないにしろいじめてた植野さん、硝子の世話役を買って出たばかりに同じくいじめられ不登校になった佐原さん、硝子がいじめられていることを知りながら周囲に対して八方美人で何もしなかった川井さん。そしてその他大勢の傍観者。

将也がやったことは当然許されないこと。
だけどその他の人たちは?
小学校の時のいじめをきっかけに将也が今度はいじめられる。中学生になっても。
でも果たして彼だけが悪いんだろうか?
私は川井さんの、自分もいじめてたくせにその事に無自覚なところがとても気持ち悪く、そして怖くもあった。
他の人もそうだ。耳が聞こえないというハンデがある硝子に対して謝りもせずいじめられる側も悪いと言ってのけた植野など…。

そんな中での将也の変わりよう…
観ていてとても苦しかった…

でも硝子への罪を償おうともがく将也の姿は不器用で、とても愛おしかった。

そんな彼がやっと辿り着いたのがあの結果だからもう…

本当に入野自由に泣かされました。笑

あと演技のために本当に耳が聞こえない方たちのもとまで行って役作りをしたはやみんには盛大な拍手を送りたい👏

主人公2人がこの2人で良かったと心の底から思った☺️

絶対に観るべき、おすすめできる作品でした!
mirock

mirockの感想・評価

3.6
若気の至り

誰でもありました。何気ない言葉で相手を傷つけたりって

ただ大事なのは謝ることと許そうという気持ち✨

確かこの映画は○ミの名と同じぐらいの上映でしたね。カゲに隠れちゃった😶
もっと評価されるべき☝️

2人の娘と観ました!感動していました😊
それを見て教育間違っていなかったと思う今日この頃でした👍
Renton

Rentonの感想・評価

-
人、人、人。みんなこの中の誰かだったよなあ。加害者、被害者、傍観者。なんか苦しかったのは知ってるから、経験してるから。
誠意を持って謝ること、反省すること、逃げないこと、向き合うこと。
この中に出てきた人はちゃんと向き合ってた。僕にはできていたのかな、
涙がとまらん
いじめっ子がいじめてた子好きになる話でしょー?という浅い知識しかなく見始めたが、想像以上に苦しくなった

絵が綺麗で、だからこそ苦しい

マンガも是非読みたい
ちくわ

ちくわの感想・評価

3.9
人は人によって心をえぐられ、
人によって心を救われる。

全てが相手への思いやりと理解不足でイジメに発展し、それがどんどん後に引けずエスカレートしていく、その流れがリアルに描かれていたと思う。

私自身も小学生の時に海外から転校
したので、日本語が話せず理解できない事でからかわれたりする事もあった。

伝えたくても伝えられないもどかしさ。
自分を表現できる武器が一つなくなる、その不自由さが本当にストレスで性格も歪み根暗になって自信もなくなる。
それでまたいじめられるという負の連鎖。
西宮さんの気持ちがすごく理解できた。
それは似た様な経験をしたからだと思う。

物事に対する想像力や理解力、自分を表現する力が乏しいとイジメが起きる。子どもの頃からそれらをもっと鍛える必要があると感じる。

幸いこの作品では転校するという決断によって、誰も死なずに済んだけど、これがリアルなら死人が出る程にエスカレートしていくケースがあると思うと本当に恐ろしい。

一対一のイジメなんて存在せず、クラスにイジメがある時点でこれは周りの人みんなの責任であり、虐めるのも、助けるのも、誰かに助けを求めるのも、黙って見てるのも、全てそのイジメに関わってる事に気付かせれる。

このように過去のイジメについて考えたり、その事でたくさん葛藤して解決させようとしたり、この子達はまだ人間として救いがあるけど、残念ながら実際はこんな上手くいかないと思う。
それに西宮さんは可愛いしね。笑

何も反省せず大人になっても人をからかったり無意識にいじめたりする人間も沢山いるからね。
うーん、そういう人はもう人間を放置してるのと一緒だからぜひ森にかえってどうぞ🐒
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