山崎賢人がお調子者で冴えない男の子で、1週間しか記憶がもたない女の子に一目惚れをする。記憶障害ゆえに友達を作らない川口春奈を見た山崎賢人は一途に献身的に友達になってくれとアタックするのだった。
爽やかな青春ものではあるのだが、
これを見てると男女の友情って本当に成立しないんだなとある意味悲しくなる(笑)
友達になって!ずっと友達だから!とか言いつつ、恋敵が出現するや否や、友達をやめてしまう主人公。
ずっと友達でいるんじゃないんかい。
ええ、わかってます。始まりから下心しかない事は。
結局好きではじまって、恋人になりたいわけですから…
とは言え、彼女の大切な記憶であるノートすらも…
あれは一時の感情に任せたとしてもどうなのかと(汗)
そこで一気にさーっと覚めてしまった。
親にあそこまで言ったのに、あの子どこ行ったんだと影で思われてそう。
終盤になると途端にいなくなる親。
トラウマが消えたはずなのにはじめくんだけ謎に覚えて、後はそのままと言うのも…??
そもそも1週間で記憶がリセットする設定を結局効果的に使えてないのが気になるし、途中からはノートすらも出てこないのが、気になる。『50回目のファーストキス』のような記憶障害をのりこえる様々なトライ、記憶障害の葛藤が少しでもあればな…
終盤はラストの盛り上がりのためだけのプロット感が否めなく、前半は爽やかで可愛くてよかったのになぁ〜と言う感じの映画だった。
周りの友達があまり見たことないティーンで固められてる、と思ったらスタダのバーターだった。
BGMかけすぎて場を持たせるのに不安なのが透けて見える。