「ルールを破ったね。」
静かなイギリスの郊外に、若い女性がやって来ました。
着いた先はとても古い大きなお屋敷です。
ヒールシャー家に来たグレタはアメリカのモンタナからやって来た子守でした。
日用雑貨屋のマルコムから夫妻は理想的だと言われましたが、その息子:ブラームスは、人形だったのです。
夫妻からはブラームスという人形について、事細かに扱いを指導されます。グレタは10の項目について、毎日きちんと済まさなくてはなりません。
また奇妙なことに、館の窓は密閉され携帯も繋がりません。
その内に、旅行で夫妻はいなくなり、人形と二人きりにされてしまいます。夫妻は出かける前に本当にごめんなさいと謝ります。不気味に思うグレタですが、グレタにも後戻り出来ない事情がありました。
広くて古いお屋敷の中で不気味な人形と二人きり。
そこで起こる出来事が描かれます。
冒頭、ホラー映画としてこのような映画は山ほどあるように思えました。しかし、3/4過ぎたくらいから、物語の流れが変わって来ます。
ラストシーンまで観ると面白いと思います。
「私たちの息子は、確かにここにいる。」